TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

夢『治!』

太「?」

夢『之、付けて!』

太「目隠しかい?」

夢『はい』

太「はい、付けたよ」

夢『じゃあ、此の儘移動しますよ。』


探偵社┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


夢『治、もう外して良いですよ。』

太「分かッた。じゃあ、外すよ。」



皆「太宰さん、/太宰、

誕生日、おめでとう/おめでとうございます!」


太「!ふふっ有難う。」

夢『之、探偵社の皆からです!』

太「凄い花束だね。」

夢『一人お花八本選ンだらこう成りました笑』

太「そうなんだね、ちゃんと大切にするよ」

夢『…誕生日ですので、友人の処へ行っては如何ですか』

太「…嗚呼、そうするよ。」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

太宰視点——————————————–

矢張り、誕生日の時に来ると何時も思ってしまうよ。

君にも祝ッて欲しかッたよ、織田作。

若し、君が生きていたのなら私に何をあげていたのだろう。

ねぇ、織田作。

私、上手く生きていけてるかな。

私、まだ分からないよ。

でも、隣に君が居ると考えると何故か元気が出る気がするんだ。

可笑しいよね。居るはずないのにね。

でも、おめでとうは云ッて欲しかッたな。

それじゃあ、これで失礼するよ。


“太宰、誕生日おめでとう。”


太「!」

夢『!』


聞こえる筈のない声が後ろから聞こえた気がした。

太「有難う。織田作。“僕”、まだ其方に行けそうにないよ。」

そう、小さく呟いた。

夢ちゃんも、何か驚いていたけど、如何したのかな。


太「夢ちゃん、如何かした?」

夢『…いいえ、何も有りませんよ。』

太「?」


夢視点——————————————–

帰ろうと背を向けた時、あの人の声が聞こえた


“夢、太宰を頼んだぞ。”


と聞こえた気がした。

その後、私は治に聞こえない程度の大きさで

夢『任せて下さい』

と云ッた。



夢『治、探偵社に帰りますよ?』

太「えぇ〜私、これから入水の予定が有るのだけど…」

夢『そうなンですか?』

夢『あーあ、今日は誕生日だから治の家泊まッてあげようとしたのになぁ〜』

太「よし、夢ちゃン探偵社に戻ろうか。」

夢『ふふっ、はい。』



“末永く、幸せにな。”



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

番外編の太宰さんの誕生日編です。

面白いと感じてくれたら嬉しいです!

次回、本編でお会いしましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

幹部様の聞き手はBARで働いている

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

81

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚