こちらの作品は、本人様と一切関係はありません。
※この作品は、BL作品になっています。
※1部R要素あります。
以上を含めなんでもOKの方のみ読んでください。
しにとも要素のみ
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tm side
門を開けるといつもと変わらない風景。
“お帰りなさいませ、とも様”だなんて、言われて….
本当は、普通に過ごしたかった。
両親からの期待がなくなり、周りからは、虐められ。俺が、俺が…….
「….ッさん!」
誰だろ、
「ともさんッ!」
「はッ、….」
「あぁ、ともさんッ、大丈夫ですかッ?」
「あれ、しにー…….どうしたの?」
「どうしたのじゃないですよ、ずいぶんと魘されてて…….」
「….ごめんね、しにー。心配かけて….」
「いえ、ともさんが元気そうなので良かったです!」
迷惑かけないようにしないと….しにーとは、一緒に居たいから。
「ともさんッ!」
「ん?」
「一緒にご飯食べに食堂に行きましょッ」
「うん、いいよ」
「今日は、何が出てくるんでしょうね?」
「しにーは、何食べたい?」
「何でもいいですッ!ともさんと食べれるだけで嬉しいのでッ….///」
「ッ///俺も、嬉しいよッ」
「ともさん、」
「…….」
「ともさん、あの何かあったんですか?」
「えッ、あ、いや。大丈夫、ちょっと考え事してただけだから」
「ほんとですかッ」
「ほんとだよ」
「嘘つかないでください」
「….ッ、しにーにはやっぱりバレるなぁ」
「もう一度聞きます。何かあったんですか?」
「過去の事を思い出しただけ…….」
「お父様の事ですか?」
「うん、まぁね…」
「えっと、なんかすいません」
「うんん、大丈夫だよッ、」
「ともさん」
「なぁに?」
「何でもないです。早く、ご飯食べに行きましょ!」
「あ、忘れてた。行こっか」
「はいッ!」
こんな日々が続けば良かったのに…
sn side
「ん”ん”ー」
今日もまた、ともさんの傍にいて一日を過ごす予定。
しかし、いつもよりもこの館内が騒がしい。何かあったのだろうか。
「ともさん、起きてるかな〜」
手短に準備を済ませともさんの部屋へと向かう。
「あっ….メイドさんがいる….」
ともさんの部屋の前に、1人のメイドが居た。
「あのー、どうなされたんですか?」
「あ、しにがみ様。しばらくの間とも様との接触が禁止になってますので…」
「どうしてですか?」
「それは、…….申し訳ないのですがお伝えすることはできません。」
「…..、そうですか。じゃあ、ともさんに会いたいです。と伝えておいてください。」
「はい。わかりました。」
「それじゃあ、頑張ってください。」
「はい。ありがとうございます。」
一瞬、甘い香りがしたのは気のせいだろう。
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次回:3月12日投稿予定
コメント
5件
…………まさかね(甘い香りの正体のこと)
甘い香り… (お疲れ様!)
やっぱこのシリーズ好き^^*