テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ピンポーン
「邪魔するぞ」
『!ギルベルトくん、 』
「で、必要な話ってなん、…だ、?」
『実は現在、妊娠してまして、』
「だから会議参加してないのか!」
『ギルベルトくんがなぜ知ってい るんです』
「一応ヴェストの兄なんだが?」
『あ、そうでしたね…まぁ、中にどうぞ 』
『ーーーーー、という訳でして』
「成程なぁ相手はフェリちゃんとお兄様…」
『アルフレッドさんがおかしな事
言うんですっごく悩んだんですけどね』
「別におかしな事でもないぞ
第一、俺様も…いや、やめとく」
『そこまで言ってとめるんですか?!』
「お前がさらに困るだけだ 」
“第一、俺様も”…ですか、
も ってなんです他の方と同じだ と?
まぁ気になりはしますが私のことを思って
言わないでくれるところはいつも同じですね
自己中っぽい、 人柄なのに周りを考えている
『私、この子産もうと思ってるんです』
「地理的には問題なかった。でいいか?」
『はい』
「…産んだことで、お前が日本では
なくなったらどうすんだよ、」
『その時はその時です。
国が無くなった者として仲良くしてください』
「そうか」
『受け継がれるかなんて分からないんですよ
そもそも、私達国の化身は
国のどこかにポツンと、うまれるので』
「まぁ それはそうだけどよぉ…。 」
『爺のお話、聞いてくれてありがとう
ございます。…Danke!』
「ッッ、…。 俺もお兄様も、国はない。
俺にはヴェスト、お兄様にはフェリちゃん
がいるからだ。そんな俺らは 」
「それだけは覚えとけよ、」
『えぇ、分かっていますとも』
「そいつが産まれたらお前も危ない。」
『重々承知です』
「サポートはしてやる、無理すんなよな」
『サポート、?』
「今日からここ泊まるわ」
『ゑ?』
「お前どうせ家事してんだろ
大阪達もいるけどお前の代わりだし」
『…誠に遺憾、』
「運動はしなくちゃ行けねぇけど
家事ぐらいは俺もできる。 ポチの散歩で
体力つけておくのがお前の任務だ」
『Ja,』