テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
何かまだ暇だから書く
※今回全然面白くないよ
それから、まろは変わった。
朝は
青「行くで」
と声をかけてくれるし、
学校ではさりげなく隣を歩くようになった。
桃「まろ、無理しなくていい、ですから」
ないこがそう言うと、まろは眉をひそめる。
青「無理ちゃう。俺がそうしたいだけや」
その言い方が、ずるかった。
放課後。
俺は教室で一人、ノートを片づけていた。
青「……あの」
後ろから声をかけられ、びくっと肩が跳ねる。
青「もう怖がらんでええ言うたやろ、笑」
まろは笑いながら、ないこの頭に手を置いた。
桃「っ……」
突然の接触に、心臓が跳ねる。
桃「な、なんで触るん、、ですか」
青「確認や」
桃「確認?」
青「ちゃんと無事かどうか」
そう言って、指先でそっと前髪を避ける。
桃「ここ、まだ赤いな。
……腹立つわ」
その声音が、優しすぎて。
青「まろは……どうしてそこまで」
聞くと、まろは一瞬黙ってから、低く言った。
青「弟やから、ちゃう」
ないこが息をのむ。
青「……好きやからや」
空気が止まった。
青「家族として、やけどな」
付け足された言葉に、少しだけ胸がちくりとする。
でも。
まろは、ないこの手を取って言った。
青「せやから、甘えてええ。
俺の前では、強がらんでええんや」
指が絡む。
大きな手に包まれて、逃げ場がなくて。
桃「……まろの手、あったかい、、、です」
青「せやろ」
まろは、くしゃっと笑った。
青「お前が冷えすぎやねん」
そのまま、ないこを引き寄せる。
胸に顔が埋まって、心臓の音が聞こえる。
桃「……近いです」
青「離したら、また一人で抱え込むやろ」
耳元で囁かれる。
青「俺は、独り占めしたいタイプやからな」
冗談みたいなのに、声は本気で。
ないこは、そっと服を掴んだ。
桃「……まろ」
青「ん?」
桃「今日は、このままでいてもいいですか、?」
一拍のあと、まろの腕に力がこもる。
青「……可愛いこと言うなや。
そんなん、断れるわけないやろ」
青 「ていうか、敬語やめよや」
桃 「は、、うん..」
青 (ニコッ
義兄弟。
でもそれだけじゃ、もう足りない距離。
その境界線は、
甘く、静かに溶け始めていた。
コメント
5件

好きすぎるっ!なんか読んでて彼氏にもこんなこと言われたりしてみたいなーって思った笑