コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
おつかれさまです。
凛さんがそんなにも外せない彼をあの日見れなかったのが残念でなりません!自分が焦り過ぎてて凛さんしか見えてなかったし、少し前に出てきた男性なんて全然覚えてないのが悔しい。
それにしても私たち同じだったんだなと思うとやっぱり不思議。細かい所は違うんだけど、私と真冬さん、凛さんと晴人さんも近いものがあるのも不思議。彼への気持ちが純粋と感じる。ただ好きしか無い。本当にそんな感じなんです。
でもね、不満は溜まります。たまにはデートしたいなとか、食事にも行ってお酒でも一緒に飲みたいな、とか。憧れます。そんなこと一切できないし、約束してても突然キャンセルとか全然あるし。それが当たり前というかそれについて私がどうこう言える立場じゃ無い。
彼は特別なところにいるのだけど、私の中で真冬さんの存在もちゃんとあって。今までずっと自分が2人の人を同時に好きになることができるなんて思ってませんでした。
だから真冬さんに口説かれている時も、口説き落とされて真冬さんを好きになったら、彼のことを好きじゃなくなると当然の様に思っていたし、真冬さんにもそう伝えた。それでも真冬さんは口説き続けた。そして見事に落ちました。
でも、真冬さんはあちこち飛び回っていて全然会えない。そんな仕事だから当然なんだけど、予定もきちんと教えてくれるわけじゃないし、突然知り合いの手伝いとかでまた遠くに飛んでったりする。真冬さんとのコミュニケーションは文字ばかりでリアリティに欠ける。散々口説かれても会ったのは結局一度きりだし。
会ってからは、真冬さんにら会う前の勢いは無いんですよね。勢いっていうのか熱っぽさみたいな、甘々の口説き文句を言わなくなった。これってセックスしちゃったからなのかな。落としてやれたらそれで満足だったのかな、とも思う。
それでも毎日連絡をくれて、私がどうでも良いようなことを送っても無視することなく何かしら返してくれるし、そういう所にどうしても縋っちゃうというのか。最初に甘やかされ過ぎましたね。
彼に足りない所を真冬さんがくれて、私は真冬さんを好きになって。でも真冬さんの生身は全然捕まらない。彼のことが好きじゃなくなるかなと思ったら、彼のことも好きなままだった。
私は2人とも好き。こんな狡い女に自分がなると思わなかった。二股かける男は最低とか思ってて。どっちも好きな気持ちは本当なんだよ、とか言うセリフ、絶対嘘でしょ。なんて思ってたのに。自分がそんな人間になるなんて。自分でも驚いてます。
凛さんの、夫に対しては浮気じゃないけど、彼に対しては浮気っていうのすごく分かる。私、夫とはもう終わっていて、後は時期が来るのを待つだけなんです。ものすごく自分勝手なことを言えば好きでは無い夫に対しては浮気では無い。でも彼に対しても真冬さんに対しても私は浮気をしてる。その感覚はすごく分かる。
だからそのことを繍さんに聞いてもらいたかった。ぶちまけてしまって、混乱させてしまってすみません。あ、また謝っちゃった。
そして更に、明希さんと林さんのことまでぶちまけてしまった。相当混乱しましたよね。林さんがまさか明希さんの好きな人だったなんて、私本当に全然知らなくて。林さんが何度も何度も誘ってくれるから、食事くらい行った方が良いのかなって。それで本当に食事だけ行ったんです。
食事の後、カラオケでも…と言われたけど、予定が入っているので、と早々に帰ってきてしまいました。
林さんにも明希さんにも申し訳ないけど、全然男性として見れないし、一緒にいても仕事の延長みたいで楽しくない。ましてや林さんとセックスするなんて無理ですよ。手も繋げない。
だから、男なら誰でも良いわけじゃない。一緒に食事したり飲んだりしてて楽しい人ってそれなりに自分の中で特別なんだろうなって。
こんな年になってそんなことを考えるなんて思っても無かったし何だか不思議。あの日凛さんと会って良かった。ほんとこんな話、真剣にできる人いなかったから。
ほんとにいつもありがとう!