テラーノベル
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──まだ野放しの悪人がいる。
拓はそう言って、学校に向かった。
(事件はまだ解決してないのか……?)
たしかに、モヤモヤしたものはある。
拓の推理を聞いた今でも、スッキリした感覚はない。だが、それをハッキリと言語化することはできなかった。
拓は拓で、
「どういうことだよ?」
と尋ねても、
「すぐにわかる」
と返してくるだけだ。
まったく探偵という奴らは、どうしてこう勿体ぶり気質なのか。
拓が向かった先は、水泳部の部室だった。
ちょうど部活が終わったところらしく、ゾロゾロと部員が出てきた。
拓は、そのうちの一人に話しかけ、連れ出した。向かった先はひと気のない校舎裏だ。
恭一は戸惑っていた。
拓が連れてきた人物が、中山優月だったからだ。
(なぜ中山さん? 彼********
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コメント
2件
ああ、なるほど…! 第8話、一気に読んでしまいました。白村くんの追及がすごく鮮やかで、中山さんの“都合良すぎる証拠”に前から引っかかってたモヤモヤが腑に落ちました。特に「部分性愛」の推理、踏み込むところは踏み込むけど、優月の罪悪感と弱さをちゃんと拾っているのが切なかった…「やめたいけどやめられない」って、たしかにそれだよなって。靴のカメラ発見器の仕掛けも凝ってて、探偵モノとして楽しかったです!🕵️♀️