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死とは?
『ねぇ…自殺してくれないかな?』
いや、何、別にもて遊ぶつまりじゃないんだ
ただその体を使って楽しむだけで…
『君…自殺願望者でしょ?僕が手伝ってあげるよ!』
『ん?なんで分かるのだって?そりゃ…ここは有名な自殺スポットの樹海だよ?』
『まぁ…良いからさ!死にやすい場所教えてあげる!』
早く早く早く早く
もう一度。
『ほーら!どーん!!!』
僕は彼女を突き落とした
救ったのだ、彼女を。
救った、だから報酬は…
地面に転がっている
彼女だ。
あぁ!なんて美しいだ!
なぁ!諸君よ!これを見よ!
人が死ぬ姿とはこんなにも…尊いのだ!
なぜ…人類は死を嫌うのだろうか?
母胎と墓は一緒だろう?
…………以上。
これ以上は彼のくだらない話ばかり。
彼は快楽殺人
この記録は、彼自ら、動画にし
インターネットに晒した…いや、証したと言うのだろうか?
まぁ、いい。結論、彼は捕まり裁判を受けた
その結果…無罪だった。
彼は重い精神の病を持っていたのだ。
ふむ、これだけじゃ、不十分だな。
実際の映像だ、見たまえ。
「被告人、〇〇は無罪である。」
「は…?おい!?何故だ!?
俺の娘の…__がアイツのせいで…!! 」
『何が悪いんですか?彼女は勇気が無かった
だから僕は手伝ってあげただけ…ね?』
「なら、何故…__の体で弄んだ!?」
『え、だって…そりゃあ…報酬だよ?無償でやるわけないんじゃん…』
『おじさんだって無償で仕事やるの?やらないでしょ…?』
「…は?お前…!」
「被告人を連れて行け。そして、静粛に。」
さぁ、どうだい?
ある程度は理解出来ただろうか?
さて、ここで質問だ。
何が悪い?
彼が悪いかい?それとも娘さんか?はたまたその親父さん?
何が悪いと思う?さぁ、お猿さん
君のくだらない意見を聞かせてよ
虫けらを潰したり、有能な奴を殺す、お猿の意見を。
どうだい?依頼通りだよ?まぁ、君は本当にお猿だからさ?
一生、理解出来ないよね!
勝手に死んで、勝手に見捨てて
そうすれば良かったのに
なんて愚かなんだろうか。
二人とも。
終わり(´・ω・`)
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