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ブーッブーッとアラームの音が私を起こしてくる。けど、起きられないから、二度寝する。そのあとは、お母さんに起こしてもらうのが日課だったりする。私は、視線を横に向け、時計を確認した。時刻は、午前の六時だ。まだ、眠たいから、ちょっとだけ寝る____ガチャ。
「ご飯冷めちゃうわよ」
「⋯⋯あとちょっとだけ」
私は、素っ気なく言った。だけど、リビングから卵焼きの甘い匂いと、ベーコンのしょっぱい匂いが微かに鼻をくすぐる。あとちょっとだけと言ったものの、私のお腹は、グーグーと大きく鳴っている。
私は、学校の支度をして、足早に階段を降りた。