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私は、人助けをするのが好きだ。
「いつもありがとうねぇ〜友梨ちゃん」
私は、リューシュではなく、友梨という名でいる。
理由は2つある。
1つは、外国の名前をしているのに日本人なこと。
2つは、私は、1000年くらい前に、世界的に有名な一族が魔物に追いかけられているのを助けたことだ。当時私は3人のパーティーで、私がユリーフ、一人は剣士、もう一人は医者(ユリーフの医者)だ。あまり有名ではなかったが、この出来事によって私たちは世界に名を知られてしまった。誰かがしっていてもおかしくはない。
でも、1000年前の話だ。人間の寿命は長くて100年。もう忘れ去られているだろう。もし受け継がれているとしたら10代目か11代目とか、そのあたりだろう。もう5代目くらいでだいたい伝承はよっぽどではない限り消える。
私はそれを望んでいた。
ユリーフではなく人間として、生きていくつもりだった。
だが、寿命がながいことから、怪しまれることが多くなった。
そこで助かったのが、旅が好きだったことだ。
よく旅をする。そうして戻ってきたら旅人と名乗る。そうして家に戻る。友達の家なのでとか、おじいちゃんの友達の家なのでとか、言い訳を作って。
私の人生を一変させる出来事は、とある一つの旅にあった。
私は飛行魔法で宇宙へ行き、よく旅をしていた。
そこで、____と出会ったのだ。