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注意⚠この話は僕の
という相反する世界観を表現したものとなります。含まれる要素!!
✩.*˚いじめ要素
✩.*˚毒親要素
✩.*˚危ない死生観論
✩.*˚ファンタジー要素
✩.*˚家出要素
✩.*˚暗い表現!!
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それでは、本編へスクロールどうぞ。
「あ、小松さぁん!」
「⋯なんですか。」
午後四時半、クラスの友達が部活動で頑張っている時間に私は帰宅の準備をしていた。部活に入っていない理由はただ一つ、それはクラスメイトのとある五人組に目をつけられているからだ。
普段と変わらず私に話しかけてきた。
「最近、学校休んでんじゃーん笑」
「また、あのモンスターペアレントに止められたのぉ?」
そう言って机を押して床に叩きつけた。
「あ!ごっめぇーん!」
わざとらしく謝るクラスカースト上位のこの女。何故私に目が付けられているのかは容易に想像出来る。私の母はモンスターペアレントで学校からは化け物と呼ばれている。母が気に食わない対応をした際、校長を呼んでこいとか先生を脅迫したり、民事を弁護士通して訴えると発言したり、それはそれは恥ずかしめを受けるタイプのモンスターペアレントだ。特に気分屋な部分は母からよく指摘されてきた。叱ることしかされない私はこれが当たり前なんだと心から思っていた。でも違かった。母、私、担任と話したときには恐怖すら感じた。第三者によって客観視された瞬間に背筋が凍るように感じた。
「もう私の娘になにか言うのは金輪際やめて下さい、これは忠告です。」
この言葉によって簡単に言いくるめられてしまった。私は精神疾患とか幻聴、幻覚だとか、虚言だとか。その所為で今、虐めが起きても先生は何も出来なくなってしまった。良くない形の抑止力となってしまった。私はまた、別の意味で母を憎むこととなった。
「邪魔しないで下さい⋯」
ボソッと呟くと虐めっ子は私の肩を掴んでグイッと倒した。腰掛けていた椅子は足で蹴られ、腰に強い負担がかかる。ガシャンという鈍い効果音が教室中に響く。鈍く歪んだ金属音を遮断するために耳を塞いだ。その姿を見て笑っている虐めっ子たち。私が可笑しいから笑っているのか、それとも格好が可笑しいから笑っているのかは知りたくもないし興味もさほど無い。
「お前が邪魔なんだよ!お前がこのクラスにいるから他クラスの彼氏に冷たくあしらわれたんだろうが!『うわぁ⋯お前、クラスに問題児いるんだろ?お前も心配だなぁ。しょーじき引いてしまうわ』って!『暫く関わらんでくれ。』そんなこと言われたの初めてよ!」
完全な逆恨みだ。問題児はどっちだよ、と虐めっ子を睨みつけるとそれに反応して睨見返した。大きな痛みが身体中に巡り巡って頭痛を引き起こす。母に睨みつけられた感覚と似通っている。あまりの吐き気に立てず、目を瞑り、吐瀉物を吐き出す寸前で何故か唇に違和感を覚えた。何故だか知らないが虐めっ子に口を塞がれているようだった。どう⋯して⋯?
「んぅ⋯んっ⋯」
喘ぐように息を求めて声を出す。それに応じて涙が流れた。唾液いっぱいの口内を飲み込むとそれと同時に吐き気も治まった。苦しい、苦しい、苦しい。
「んんぅ⋯」
口をもごもごしていると虐めっ子は口から手を離してくれた。はぁはぁと息を吐き出すと唾液が垂れて、虐めっ子の手に落ちた。
「⋯?」
その瞬間、生まれて初めて信じられない光景を目にした。虐めっ子が垂れてきた唾液を拭き取りそれをペロッと舐めたのだ。訳が分からず困惑していると虐めっ子は私に
「⋯⋯お前、大丈夫か?」
「危ねぇな、吐き出さなくてよかった。危うくこの教室が汚れるところだったじゃねぇかよ。」
「小松さ⋯ん?」
と、心配の声と罵声を浴びた。
続く。.:*・゜
スクロールお疲れ様です!(๑•ω•́ฅ✧
毒親が故に無意識に敵を作っていく
この落ちていく感じがたまらなく汚いし
たまらなく美しい構図なんですよね!
さぁ、辛い記憶を思い出してしまった主人公。
一体どうなってしまうのでしょうか……