結衣と諸星が二人で会っている現場に居合わせた後、しばらくの間俺はその場に一人で立ち尽くしていた。
結衣が……いや、何かの間違いかもしれねぇ……。
いつも、俺の事あんなに好きだって言ってくれてるじゃねぇか……それに、いつでも俺の味方でいてくれて、俺の事を信じてくれる結衣が……そんなわけねぇよ。
「おい、今の見たか?」
「あぁ……。諸星の奴、今度は椎名の事狙ってんのかよ?椎名のバックには鬼島が付いてんのによくやるよな」
「諸星だし、そういうの気にしないんじゃね?っつーか、ぶっちゃけ。生活面やビジュアル的にも鬼島よりも諸星の方が椎名とお似合いだよな」
「そうそう!今日だって、何回か鬼島の事宥めてるの見たよ。あの鬼島と付き合うのも大変だよなぁ」
「椎名は優しいから、鬼島の……!?鬼っ、鬼島君ッ!?」
「……」
「そのっ!い、今のは!えぇっと! 」
結衣と諸星の消えた方*************************
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