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花が咲いた

其処には花畑があった

花弁がふわり、と舞った


私は今何処に居るのだろう 。

考えても解からない 。

というか考えてる筈なのに 、

考えられていない 。

唯只管に目の前にある物を見詰めている 。


取れも此れも

美しくて綺麗で華麗で 、

一言では表せない 。

はっと息を呑むような華ばかりが

目の前に咲き誇る 。



_ お嬢さんこんにちは、お客さんかな


見つめて何の位経ったのたろうか 。

身につけていた筈の腕時計も

無くなり時間が全く以て解からない 。

でも体内時計が10分を差した頃 、

男の子としては少し高めの

声が聞こえた 。


私にいらっしゃい 、と言った後

如雨露らしき物で水をやっていた 。


正直独りは心細かったから

感じた事のない安心感を覚えた 。

そして仲良く成りたいとも思った 。


_ 貴方は誰?此処は何処?


ずっと感じていた疑問 。

貴方が現れても

ヒントは見つからず 、

答え合わせから入る 。


男の子はふっと笑みを作った後

不思議な雰囲気を柔らかくして応えた 。


_ 此処は僕の花畑だよ 。 そして僕はハルカ 、宜しくね


ハルカ 、矢っ張り綺麗なお名前 。

私は聴こえない程の頷きをした後 、

忘れていた自己紹介を始めた 。


_ 私は莉菜レナ! どうぞ宜しくね


お互いの名前を知り合い 、

少しだけでも仲良くなれた気がした 。


そこからハルカとは

沢山の会話を重ねた 。

花の名前や其の花の花言葉 、

好きな花も教え合った 。

私がアネモネで 、ハルカはセッコク 。


セッコクなんて花は

知らなかったけれど

花畑で見ることができた 。

とてもハルカに似て綺麗だ 。


ハルカと共に過ごすととても楽しい 。

此の時間から離れたくない  。

時が一刻と進むのが苦しい 。

永遠と此処に居たい

なんて願ってしまうほどに  。


_ 私ずっと此処に居たいなぁ


そう声を漏らしていた 。

慌てて口を塞いだが 、

聴こえていたみたいで

ハルカは困ったように眉を下げた 。


_ また何時か逢えるよ


そう言ってハルカは何処かに消えた 。

其後直ぐ戻り 、私に花を渡した 。


そして深い眠りについた 。


君という美しい花

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