会ってから早々に魔人はそう言った
私と彼奴が会ったのはひょんな事がきっかけだった
私が初めて会ったのはポートマフィアに勧誘した日
そう、あの時が初めて…だった筈だ
ドス「貴方は誰です?」
彼奴は私に向かってそう問いた
A「私はポートマフィア五大幹部が一人、A(エース)と言う者だ」
そう言うと彼は不思議そうに此方を伺う
ドス「…貴方は僕を勧誘する為、此処へ連れてきたと捉えても?」
A「嗚呼、正真正銘そうだな」
ドス「…残念ながら僕はマフィアに相応しくありません」
ドス「勧誘は断らさせて頂きます」
彼は単刀直入にそう私に言った
A「…そうか、」
内心残念だった
こんな大物がマフィアに入ってくれたらポートマフィアは最強の用心棒と化す
そう思っていたのに、
ドス「…ですが、貴方が私と共に来てくれるならまた話は別ですがね、」
A「…私がお前と共に行動、?」
ドス「ええ、僕は貴方を歓迎しますよ?」
今、此奴は私を勧誘したのか?
マフィアでも必要とし、信頼されなかった私が、?
だが正直ポートマフィアで五大幹部まで大成したからにはマフィアを外れたくはない
だが、此の魔人も捨てがたいのもまた事実
だが…必要、信頼がないマフィアより此奴に着いていけば…
必要とし、信頼されるが実現されるのでは、?
だが、今私は彼奴のことが信じられるのか、?
A「お前が私を勧誘する理由は何だ、?」
ドス「…さて、?私にも判りかねます」
…は?判らないって、?
A「判らないとはどういう事だ、?」
ドス「勧誘したいからする、理由はありません」
何なんだ此奴…理由が無いだと!?
滅茶苦茶過ぎる…
ドス「さて、どうします?マフィアを裏切るか勧誘を断るか」
そんなの答はもう決まっている
A「”お前の勧誘を断る”」
ドス「そうですか、残念です」
彼が本当に残念そうに俯くから、私は一つ提案をした
A「フョードル、賭けをしよう、ハイ&ローで勝ったらの組織に入ってもらおうじゃないか」
ドス「良いですが…貴方に勝目等ありませんよ?」
A「其れはどうかな」
さて、フョードルドストエフスキーは何処まで私のポーカーに着いて来れるかな
ドス「ハイ」
ドス「ロー」
A「…ッ」
何なんだ此奴…ッ!先刻から間違えが無い、だと!?
ドス「…ハイ」
ドス「終わりました」
…は?…私が仕組んだトラップも潜り抜けたのか…?
勝負が…終わった、?
ドス「僕の勝ちです、」
A「ッそんな筈が無いッ!」
何たって私が仕組んだ仕掛けは完璧だった筈
そう言えば確か調べでは彼奴は意識を操る異能力だと聞いた
きっと此処は異能の世界だ、!
A「こッ此処はお前の異能の世界なんだろ!?」
A「異能の世界から出るには…ッ」
自殺…しないとならない
A「ッ…此処から出てやる!」
そして僕は縄を括り、首を吊った
ドス「貴方は僕に賭けで負けたのですから、死なれては困ります」
ドス「貴方を天人の五衰に招待します」
続──
後書き
みゅうさんッ!出来ました、!
初めてだったから結構下手だ…
エースの設定がまだ善く判ってない…((泣
投稿するの遅いかも
其れじゃ、ばいちゃわん
コメント
2件
わあああああああ神すぎる...! ありがとうございます😭続きがすごく楽しみですーー!!!