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第2話行くぜぇぇぇぇぇ(?)
おらぁぁぁぁぁぁぁ(???)
あ、あてんしょんは1話へどーぞ
オレは今日も「幽霊」になっている。
気配は消して、息を殺している。
下を向いて歩いて、教室まで来る。
誰もオレを見ない。挨拶なんてしない。
机の上に鞄を置き、教科書を取り出す。
その時にちらっと🎈の席を見る。
…誰もいない。
🎈がいなくなってから、オレは「幽霊」になった。
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🎈「おはよう、司くん」
🌟「うむ、おはよう!!!!!!!!!!!!!」
🎈「フフ、今日も元気だねぇ」
🌟「当たり前だろう!スターたるもの、1日も体調不良を訴えるなどしないぞ!!」
🎈「おや、この間は頭が痛いと言って保健室に行っていたじゃないか」
🌟「ぐっ…あれは…お前が変な実験をオレにするからだろうが…」
🎈「そんな…!体調不良を僕のせいにするっていうのかい…?ヨヨヨ…」
🌟「そんな顔をするんじゃない!オレが悪いように見えるじゃないか…」
🎈「フフ、冗談だよ」
🌟「何の冗談なんだ…?」
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…そんなこともあったな、と目を細める。
こうなることがわかっていれば、もっとあの時間を大切に出来たのに。
「大切なものは失ってから気付く」、まさにそんな状況だ。
🎈は、どうしていなくなったのか。
それは、オレにもわからない。
あいつは、誰にも言わずにいなくなった。
あの中学からの仲である🎀でさえ知らないのだから。🥞と☕も、当然知らない。
_そして、幼馴染の🤖でさえも…何も知らないと言うのだ。
なぜ急に消えてしまったのか。
それは、🎈にしかわからない。
とにかく、🎈がいなくなってしまい、オレは3−Cの「幽霊」になってしまった。
オレが「幽霊」になってしまったのは他でもない。
オレのくだらない正義感が、オレを「幽霊」にしたのだ。
つまり、自己責任である。