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-蒼side-
雪「あ、はるちゃんから返信きた」
蒼「お、ほんまや」
2人で同じような内容を送っていたらしい。
なかなか返事が返ってこないから少しだけ心配になった。
保護者か?俺たちは。
雪「ねぇ蒼。はるちゃんが宿泊学習一緒に組もうて。どう?断る理由ないよな?」
蒼「うん。俺返信するわ」
その前にやりとりしていた、凛のことも含めて。
はるちゃんから来た返事は、【涼風くんに聞いてみて】
というものだった。
相手を思いやれる、いい子なんやな。
蒼【凛、俺らの班、はるちゃんたちと組みそう。一旦はるちゃんは凛のこと気遣って、凛がいいならって言ってくれてたけど、どうする?】
凛【女は嫌だけど。他の知らない奴らよりはマシ】
という返信がきた。
まあ…これはなんというか。
学校行事だし、絶対にどうせ誰かと組まないといけないから知らない人よりは俺らが気を許せる相手なら、って意味だろう。
蒼【わかった。ならそれで返事しとく。はるちゃんはいい子やぞ】
そろそろ、女嫌い、克服しろよ。
女ってだけで全部同じって決めつけて嫌うのはやめろよ。
そういう言葉を続けたかったが、やめた。
凛には凛のペースがあるから。
それに、「はるちゃん」だけで通じるのも成長、だしな。