テラーノベル
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【ORVAS本部・監視ルーム】
(薄暗いモニター室)
(複数のスクリーンに、公太・唯我・一祟の修行風景が映る)
(ジュリー、操作パネルをスクロール)
ジュリー
「……これは……?」
(手が止まる)
(背後の畑中が視線を向ける)
畑中
「どうした?」
(モニター拡大)
(南西第七エリアに赤い波紋)
(脈打つ異常エネルギー)
ジュリー
「自然の反応じゃない……人工的……しかも、かなり強い」
(波動が不規則に揺れる)
畑中
「……何かが、目覚めようとしてる」
【ORVAS司令室】
畑中
「全チーム、出動準備!」
「三班に分かれろ!」
「A班は前衛偵察、B班は支援、C班は俺が指揮を取る!」
(隊員たち、一斉に動き出す)
ジュリー
「三人には……?」
(一瞬の沈黙)
畑中
「知らせるな」
「修行を止めるわけにはいかん」
「これは……俺の役目だ」
(背を向ける)
「もしもの時は……」
(そのまま武器庫へ)
【移動中・車内】
(揺れる車内)
(畑中、無言で装備確認)
(銃、アーマー、すべて完璧)
(ふと、思考がよぎる)
(心の声)
「……何が起きている」
(ネオンが流れる)
(心の声)
「まさか……あれが……」
【南西第七エリア・霧の荒野】
(濃い霧)
(部隊が静かに前進)
隊員
「この先に……何かいる」
(その瞬間――)
(空間が歪む)
(ねじれる空気)
(中心に“影”)
(ゆっくりと現れる人影)
(銀の瞳、黒紫のオーラ)
畑中
「……隼人……」
(男が微笑む)
隼人
「その顔、懐かしいな……畑中」
【対峙】
畑中
「隼人……お前、何をしていた」
「その姿は何だ?」
隼人
「……理想は、綺麗事だった」
「腐った上層部……無意味な命令……繰り返される犠牲」
(ゆっくり顔を上げる)
「俺は……虚無に答えを求めた」
畑中
「虚無だと……?」
「ふざけるな!」
「俺たちは仲間だっただろ!」
(空気が張り詰める)
隼人
「仲間だと?」
(表情が変わる)
「その仲間を見殺しにした奴が、何言ってんだ」
(畑中、固まる)
隼人
「お前が見殺しにしたんだよ」
【回想・屋上】
(夕焼け)
(隼人、一人で座る)
(手には評価表)
(A評価の下に“S評価:畑中”)
隼人(心の声)
「……またあいつか」
(拳を握る)
(畑中が現れる)
畑中
「今日の動き、良かったぞ」
隼人
「……お前に言われたくねぇ」
「天才に褒められてもな」
(立ち去る)
【回想・廃工場任務】
(銃声)
(無線の悲鳴)
吉岡
「助けてくれ! 包囲された!」
隼人
「畑中! 行くぞ!」
畑中
「……ダメだ。間に合わない」
隼人
「ふざけんな!!」
(爆発音)
(通信途絶)
(白く消える画面)
(隼人、震える拳)
【回想・寮】
(静かな廊下)
(壁を殴る音)
隼人(心の声)
「見殺しにした……!」
(部屋)
(写真:三人の笑顔)
(裏返す)
(そのまま去る)
【現在】
(霧の荒野)
(黒紫のオーラ)
隼人
「正義? 絆?」
「全部、お前が壊したんだよ」
(沈黙)
(畑中、拳を握る)
(わずかに震える)
【開戦前夜】
(二人、向かい合う)
(風が止む)
「かつての仲間」
「すれ違った選択」
「交わらなかった想い」
(空気が歪む)
「過去と現在がぶつかるとき――」
「新たな戦いが始まる」
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