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少し気分が暗くなったが、まぁそんな事気にしないようにしなければ…あぁ、でも…
誰かが頭の中に語りかけてくる
いらない、邪魔、気持ち悪い
毎回、毎回、頭の中でぐるぐるぐるぐると回り続けて気持ち悪くなってくる
『うるさい』
いらない
『うるさい』
その輪にはいるなよ
『うるさいっ!!!』
うるさいって言ったってなにも変わらない
ずっとくるくると頭の中で自分を襲い続ける
心にためて、ほら大丈夫、
深呼吸して、ほら大丈夫
彼奴が俺を昔撫でてくれたみたいに、ほら大丈夫
優しく、ゆっくりと頭を撫でる
ほら、……大丈夫だよ
目から落ちるものなんて気にしない
気にしなければ、大丈夫
自分は、大丈夫だよ
そう思えば思うほど、息が辛くなったが、また楽にもなった
楽になったとそう思わないときっと心が壊れてしまうから
『……はぁ、……』
そう溜息をつきながら、カチャカチャとまた編集をする
時計を見ると、もう4時で
家を出ないといけない時間が5時たから、……
後1時間しか寝れない
早く寝なければと布団を出してそのまま眠りにつく
次に起きたのは、電話の音
時計には、もう7時となっており
『……また遅刻やん』
起きたいのに、起きれない、そんな体を無理やりおこして、電話にでる
「お前ッ!!なんでッ!!来てないんだ!」
「社会人なんだろ!?」
「理由はなんだ!説明しろ!!」
『……あぁ、はい……申し訳ございません』
『……、少し体調を壊してまして』
「体調を崩したぁ!!?体調なんてもう社会人になったらコントロール出来るだろ!!」
「だからお前は無能なんだよ!!」
『……ッ、』
「とにかく良いから早く来い!!!」
出来るだけ早めに、素早く歩き出す
ヨレヨレのスーツをきて、カバンをもって
靴をはいてスタスタと進み出す
また、怒られる、……また……だ、……
あぁ、……あぁ、……
昨日も、今日も、……
やっぱり、こんな俺なんて必要ないんかな、……
息が苦しくなって
ずっしりとした重みが心の中にあり続ける
爪楊枝で刺されたような痛みは、ずっと取れない
どんどんどんどんと、ナイフやハンマーなどで切られたり、殴られているようなそんな気持ちになってしまう
あぁ、……全部全部、自分のせいで……
気分は憂鬱で言葉を発しようとも、何かを行動しようとも思えない
何かをしたら、きっとまたガバって皆を困らせるから、
あぁ、……生きていたくない