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花巻「そういえばよ」
花巻「俺最近大発見しちゃったのよ」
及川「え、なにそれ気になる」
花巻「だろ??気になるだろ??」
岩泉「随分自信ありげだな」
松川「んで、何よその話って」
花巻「いやよ、水って結構種類あるじゃん?」
及川「海水とか?」
花巻「そうそれ。んでよなんか緊張してる時って妙に足浮いてる感覚しねぇ?」
岩泉「しねぇ」
及川「俺もあんまりないかな〜」
松川「嘘だろおい…あ、俺ある」
花巻「そこで花巻博士は!この現象…プールでぼーっとしてる感覚に似てると気づきました!!」
松川「似てるかぁ?」
花巻「えー。クラスの奴らみんなそうなのか〜って言ってくれたぜ???」
松川「いやいや、花巻に合わせてるだけでしょ」
及川「でもプールでプカプカ浮くのは楽しいかもねー」
岩泉「俺は思いっきり泳ぎてぇ」
及川「岩ちゃんはどこまでも岩ちゃんだね…」
松川「……」
花巻「?松川どした?う〇こ漏れそうなのか?」
松川「お前小学生かよ…」
花巻「え、そんな顔してたよね?」
松川「してないヨ…あー。さっきの花巻の足浮いてる感覚の話あったじゃん?」
及川「あれね。俺にはちょっとわかんないかな。」
松川「俺ねーあれ真空とかそういう奴の方が近いかなーって」
岩泉「しんくう?」
松川「空気が無い状態のこと…まぁ生きてる心地しないって感じ?」
松川「身体だけここにある的な。感覚は無いけど」
花巻「あ、そゆこと?」
松川「そう言うこと〜」
及川「てか松つん緊張とかするんだね〜」
松川「まぁ人並みにはネ」
及川「ちょっと意外かも?」
岩泉「俺は見た事あるからいいけどよ」
松川「はい、この話おしまい。」
及川「えーなんでさ!」
松川「授業始まんの。帰らないとでしょ?」
岩泉「ゲッ……俺次葉津センセイだわ」
花巻「まじかドンマイ。あの人媚び売っときゃなんとかなるよ」
水ね、俺嫌いなんだよね
1回死にかけたことあんのよ。んで助けられたのも水って訳
ん?どんな話で死にかけたのかって?
なーに。海に流されかけたんだよ。
波に飲まれてね。ちっと奥の方へ行っちゃったのよ俺。
んでどうしたかと言うとただ唖然としてただけ。
暴れるでも冷静になる訳でも無くただただ唖然と空を眺めていただけ。
まぁそんな事してても体は疲れてる訳、うっかり浮き輪を離して水の中に落ちちゃったの
あ、これ7歳ぐらいの時の話だからね?今じゃないよ?さすがに
そして海の中で何があったのかと言いますと……
沈んだよ普通にね。でも普通じゃなかったよ。
だって普通息止めて必死に上がろうとしたりうこうとするじゃん?
でも俺は違った。
沈むことを**受け入れてた。**
んで気づいたら岸に上がってて〜っていうご都合展開っつーヤツ?
なんか波に流れて来たんだとよ。
俺水嫌いなんだよね、
緊張するとあの感覚思い出しちゃうからね。
だから嫌いかな。
……あれ意外だったか?
まぁいいや。
さっさと帰ろーぜ。