コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
目黒side
彼の事を好きになってからもうずっと叶わない
片思いをしている。
初めて歌舞伎で出会った時から今の今までずっと好きで、大好きで…
彼の事が手に入らないならこの身を海に投げ出してしまいたいくらい好きなんだ…
目「また、佐久間くんと話してる…」
この気持ちは俺だけなのかな…?
楽しそうに佐久間くんと2人で話す彼の事を
気がついたらずっと目で追ってしまってふと
見せる表情も笑う顔も全て全て俺だけが見れたらいいのに…
目「…まぁ、無理だけどさ」
深「めめ、どうしたのそんな顔して」
目「ふっかさん、…」
この思いをふっかさんになら相談してみてもいいのかな…
でも話してそんな奴だと思わなかったって
拒否られてしまったらどうしよう、
うーん、…困ったなぁ、
深「困ってるなら力になるよ?」
目「え?」
深「いま困ってるなーって言ったでしょ?」
目「口に出てた…?」
深「あれっ、無意識だった⁉︎笑」
目「…ふっかさん…今日、ご飯付き合ってくれますか、?」
深「うん、いいよニコッ」
ひかるーって言いながらご飯の確認をしに
行きOKをもらったらしく撮影が終わってから
2人でご飯に行くことになった。
いつもの行きつけなんだーって言う居酒屋さんに連れて行ってもらって個室の部屋で2人でお酒を勧めて行く
深「っはぁー!めっちゃ美味しいでしょここ」
目「ふっかさんラーメン以外も食べるんですね笑」
深「んぇ?そりゃあね照が教えてくれたしニコッ」
目「あぁ”ーっ、…イワフカっ、」
深「で?めめは何でそんなに悩んでるの?俺に話してみなよ」
目「えっと、…ふっかさんは例えばですよ?俺が同性の相手を好きだって言ったらどうしますか…?」
深「えー、…?あー、…」
ふっかさんは考える素振りを見せた後
ゆっくりと口を開きポツリポツリと答えていってくれた
深「俺はね、別にいいと思うよ?だって俺が照と付き合ってるし…それに好きな人と一緒になれること以上に嬉しいことなんてないからねぇ」
目「うん、…」
深「めめは好きになったの?その人の事」
目「好きです、…大好きなんです…」
深「ふはっ、…もしかして相手は阿部ちゃん?」
目「そうなんですよ…って、え⁉︎なんで、」
深「んー?見てたらわかるよニコッ」
目「そっか、…恥ずかしいっ、」
深「お似合いだと思うよ?」
目「でも、俺は多分無理なんですよ…ほら、阿部ちゃんは佐久間くんが好きですから」
深「…うーん、…そっかぁ、」
目「…どうしたらいいと思いますか?」
深「んー、阿部ちゃんはきっと、めめの事が好きでもグループの為に我慢しちゃうと思うんだよね…だからめめが諦めずにアタックし続けたらきっと阿部ちゃんも振り向いてくれると思うけど…」
目「…我慢しちゃう人」
阿部ちゃんは優しい。
でもその優しさがいつか彼の事を、彼自身を
壊してしまうのではないのかと考えた事もある
それぐらい皆んなに優しくて自分に厳しい人
そんな人と付き合えたらどれだけ幸せなんだろうか…
けど、俺のこの思いを伝えて彼の事をきっと
困らせてしまうだろう。
それだけは避けたいけどじゃあ告白はしないのかって聞かれたらそれは違うよね…
目「俺、一回阿部ちゃんに伝えてみます…」
深「うん、それがいいよニコッ」
目「ふっかさん、ありがとうございます」
深「ううん、めめも頑張って」
目「はい!…あ、タクシー呼びます?」
深「んー?照が迎えに来てくれるって!めめも乗っていきな?」
目「うん、ありがとう!」
迎えにきてくれた岩本くんの車に揺られながら
彼に伝える言葉を考える
俺の事を見て?、いや…佐久間くんじゃなくて俺にしてよ?…いやこれも違う…
岩「目黒らしく好きでいいんじゃない?」
目「え?」
岩「そんな凝ったやつじゃなくてシンプルに想いを伝えた方がきっと、阿部には届くよ」
目「…岩本くん、‼︎」
深「俺もそんな気がする」
岩「きっと、阿部もそっちの方が嬉しいよニコッ」
目「うん、ありがとう2人とも…俺頑張ります!」
…………………………………………………
阿部side
ずーっと、ずーっと長い事大好きで、
隣の席に座れた時はもう天にも登るくらい
嬉しくて自然と笑顔になれちゃう相手がいる。
そう、それはめめ。
でもね、この気持ちは伝えられないんだ…
だって、俺はアイドルでもしもこの気持ちを
伝えたらメンバーの皆んなに迷惑かけちゃう
からね
阿「はぁ、佐久間見た?今のめめめっちゃ可愛かった…」
佐「にゃす?まためめ見てるの⁇」
阿「…はぁ、かっこいいなぁ、」
佐「…伝えないの?その気持ち」
阿「俺なんかがめめの隣に立ったらダメだよ」
佐「またそんな事言う…」
阿「だって、そうなんだもん、…」
めめは俺なんかが一緒に隣に立ったら
駄目なんだよ…
きっとめめはこれから先運命の相手にでも
出会ってその人と幸せにならなきゃだし、…
俺はきっとめめの運命の相手にはなれないから
だからこの気持ちはずっと蓋をして閉じ込め
とくの…。
佐「もぉー、…阿部ちゃん今日ご飯行く?」
阿「……………行く」
佐「ん、佐久間さんの行きつけでいい?」
阿「うん、…ありがと、」
佐「いいよ!ニコッ」
佐久間の行きつけのご飯屋さんに向かう。
個室の部屋に入りとりあえず生ビールを注文
して一気に飲み干した。
阿「っ、はぁー!美味しい‼︎」
佐「あんまり飲みすぎたら駄目だよ⁇」
阿「飲まないとやってられないよ!」
佐「まぁね……で、話聞いたげるから言うてみ」
阿「…あのね、めめがかっこいいの」
佐「うん、そうだね」
阿「でも、最近そのかっこいいなぁって気持ちと…好きだなって気持ちがあって、…最近は好きだなって気持ちが強くて」
佐「うん、」
阿「ずっと、めめの…SnowManじゃない目黒蓮の隣に立ちたいなって思うの…でもそれは俺じゃなくてまた別の人がめめの隣に立つべきなのは分かってるんだけど、やっぱり俺がいいなって思っちゃって…」
佐「うん、…」
阿「でも、これをめめに言ってしまったらどんだけ心が狭いんだろうって思われちゃうなって思ったら言えなくて…どうしたらいいんだろう」
佐「だぁぁっ、‼︎もどかしぃぃ!‼︎」
阿「さっ、佐久間⁉︎」
佐「それは、もう好きじゃん!LOVEじゃん!」
阿「えっ?えぇっ、⁉︎」
佐「阿部ちゃん、その言葉をそのまま蓮に伝えな?」
阿「えっ、待って、いつ…?」
佐「明日、明日伝えな?わかった?」
阿「明日⁉︎早くない⁇」
佐「いいから!ほら、もうお開きにするよ!」
阿「えっ、ちょっと、佐久間⁉︎⁇」
…………………………………………………
深澤side
どーもー、深澤です笑
昨日佐久間からメールが来てなんだと思ったら
めめあべ告白作戦決行って書いてあって
タイミング良すぎじゃね?って思ったけどまぁ、こうでもしなきゃ引っ付かないからね
俺も協力しちゃいますよ?笑
佐「今日は頑張ろうな」
深「おうよ、頑張ろうぜ」
作戦は今日の練習終わりいつも照が最後に
皆んなを集めて話をして終わるんだけどその
時間を使ってくっ付けてしまおうと言うもので
これには照の協力がないと無理だから事前に
伝える事にした。
深「照、今日この後よろしく」
岩「ん、了解目黒にもつたえとけよ?」
深「それは佐久間が伝えてるから大丈夫笑」
岩「わかった、じゃあ皆んな集めるか」
皆んな集まってーって掛け声に反応して
一斉に集まる他のメンバー。
いつも通り照が前に出て話しておわりかなと
思ったら今回はちょっと違うんだよ…
ね?めめ
目「あー、俺からいいですか?」
向「なんや?なんかあるん?」
渡「映画決まったよてきな?」
宮「うーん、なんだろう…あ、雑誌の表紙」
目「おぉー、正解!笑」
向「だてすご!」
ラ「えーっ、僕との散歩かと思ったのに」
あれ?待っていつからめめの答えを当てろ
大会になったわけ?
深「ちょ、違うでしょ?めめ⁇」
目「あ、そうだった、間違えた…危ない完全に乗せられてた…」
佐「皆んな静かに!」
阿「いや、佐久間が1番声でかいから笑」
佐「およ?」
岩「ほら、話聞いてあげて?」
照が皆んなの事を静かにさせてめめを真ん中に
立たせてあげる。
すぅっと深呼吸をして真っ直ぐ阿部ちゃんの事を瞳で捉えてから言葉を放った
目「阿部ちゃん、いや…阿部亮平さん」
阿「はっ、はい!」
目「…貴方の事が好きです、付き合ってくれませんか?」
阿「えっ、」
まさかの告白にメンバーは空いた口が塞がらない様子だけどもうちょい待ってね?
まだ、まだだから…
目「…俺の勝手な気持ちで皆んなに迷惑かけてしまうかもしれません、でも俺は阿部ちゃんの事が好きなんです‼︎どうか許してもらえませんか…?」
深々とこちらに頭を下げるめめ。
阿「めっ、めめ⁉︎…ちょ、もうやめて…」
目「こうでもしないと阿部ちゃん逃げるでしょ?」
阿「っ、そうだとしても…でもっ、」
うっすらと瞳に涙の膜が張りながら下を向いてしまった阿部ちゃん
渡「まぁ、…いいんじゃねーの?」
向「2人が幸せならそれでええやん!」
宮「onとofが守れたらなんでもいいよニコッ」
ラ「うん、僕も賛成!」
岩「俺もラウールと同意見だな」
目「皆んな…ありがとうございます!」
深「…阿部ちゃん?」
佐「阿部ちゃん、あとは阿部ちゃんだけだよ?」
阿「っ、…おっ、れは」
佐「阿部ちゃん、ちゃんと言うって決めたよね…?、言える?」
阿「~~~~っ、ごめん、無理‼︎‼︎」
佐「あっ、阿部ちゃん‼︎」
大粒の涙をこぼしながら部屋を飛び出して
いってしまった阿部ちゃん。
きっと感情が爆発してしまったんだよね
今すぐにでも追いかけて行こうとする佐久間
を止めて今いかなきゃ行けない相手に行くよう促す。
深「めめ、絶対にお姫様の手を離したら駄目だからね?」
佐「絶対蓮じゃないと連れて帰って来れないから…」
目「はい、…行ってきます!」
阿部ちゃんの後を追いかけるめめは本物の
王子様みたいで少し阿部ちゃんの事が羨ましく思ったのはここだけの話ね
…………………………………………………………
阿部side
阿「ハァッ…ハァッ…‼︎」
阿「っ、…グスッ…」
無我夢中で走り自販機近くのベンチに体育座りで座り込む。
駄目だ、絶対嫌われた…
一体どの口が言ってるんだって感じだよね、
自分から逃げ出して、勝手に泣いて…
自分勝手にも程があるこんなの嫌われてしまって当然だよ…
目「やっと、見つけた…阿部ちゃん」
阿「っぇ、めめっ、?グスッ」
驚いて顔を上げると目の前にはめめの姿が
あった。
阿「なんでっ、いるの、?」
目「阿部ちゃん泣いていたから…阿部ちゃんが悲しい時はずっと隣に寄り添ってあげたいし、嬉しい時は一緒に嬉しいを分かち合いたいから…」
阿「うぅっ、めめっ、グスッ」
目「泣かないで、阿部ちゃん、…」
優しく俺の頬に手を置いて涙を拭ってくれる
その手が心地よくて思わず握ってしまう
目「阿部ちゃん…?」
阿「あのねっ、めめ…あの、」
今なら言える気がするから…
カタカタと小刻みに震える手をそっと握り返してくれる
まるでゆっくりでいいよって言ってくれているみたいで落ち着く事ができた
阿「めめの気持ちすごい嬉しかった…」
目「…うん、」
阿「俺もね、めめの隣に立てたらどれだけ幸せなんだろうってずっと思ってて…でも、きっと俺なんかじゃめめの隣に立つなんて無理だし…」
目「そんな事ない…俺は阿部ちゃんがいい」
阿「めめ…」
目「阿部ちゃんの事が手に入らないのなら俺は自分の身を海に投げ出してしまってもいいくらい愛してるよ…大好きなんだ」
阿「っ、…めめっ、俺も、俺も大好き、」
目「うん、…!」
阿「めめの隣に立つのは俺がいいっ、!グスッ」
目「俺も、隣に立ってくれるのは阿部ちゃんがいい…俺と付き合ってくれますか?」
阿「はいっ、お願いします!」
目「っ、やった!」
阿「ちょ、わぁ!めめ⁉︎///」
めめにお姫様だっこされたまま楽屋に戻る
メンバーのみんなは俺がお姫様抱っこされている事を確認するとホッとしたような安堵の表情をして、再度おめでとうって声をかけてくれた。
佐「阿部ちゃんおめでとう」
阿「ありがとっ、‼︎」
深「もう逃げ出したら駄目だよ?笑」
目「その時はまた俺が追いかけます」
渡「そのまま捕まえて何するつもりだよ」
向「それは、未成年が聞いても大丈夫な内容やんな?笑」
目「とりあえず…押し倒して、キスをして…そのまま…」
深「ストップストップ‼︎‼︎めめ、落ち着け‼︎」
岩「お前、ラウールいるんだからな⁉︎」
ラ「僕もう大人だよぉ⁇」
宮「阿部が固まっちゃってるから」
阿「なっ、…え、///」
目「ふはっ、可愛いね阿部ちゃん…チュッ」
阿「んぅっ、!///」
佐「うわっ、やりやがった…こいつ!」
渡「お前ら…もう帰ってやれよ」
深「もう、解散!帰ろ!」
岩「お疲れ様でしたー笑」
ラ「康二くん帰ろ!」
向「2人ともお幸せになぁ!」
目「お言葉に甘えて、阿部ちゃん今日俺の家に来てよニコッ」
阿「わっ、わかった…‼︎///」
めめあべ編end
……………………………………………………
次回…いわふか編