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翌朝起きた後、リビングに向かう。
3人それぞれ寝袋に入って転がっていた。
他にペットボトルやポテチの袋なども転がっている。
結構遅くまで起きていたようだ。
もう8時過ぎなのに、ぐっすり眠っている模様。
「朝食くらい作っておこうか」
「そうだね」
という事で、彩香さんと2人で朝食の準備。
パンを2袋買ってあるので、朝食はこれでいいだろう。
オーブントースターはパンを3枚一気に焼ける横長サイズ。
僕がバターを塗ってパンを焼いて、彩香さんは卵を焼いたりサラダを作ったり。
皿を出したり色々手伝いつつ、パン12枚が焼けた頃。
ようやく美洋さんが起きてきた。
「おはようございます。ごめんなさい、朝食を2人で作らせちゃって」
「こっちはしっかり寝たし大丈夫だよ」
彩香さんが答える。
「結構遅くまで起きていたの」
「未亜と亜里砂さんが結構色々騒いで。途中で飲み物や食べ物を追加しに、下のコンビニまで行ったりしたんですよ。自棄飲みにはコーラがいいんだとか言って」
「流石にコーラの飲み過ぎはもたれるのだ」
亜里砂さんも起きてきた。
「だから烏龍茶くらいに抑えておくのですよ」
未亜さんも。
そこからは、いつもと同じ朝になる。
でも朝食を食べながら、亜里砂さんが爆弾発言。
「折角2人にしたのに、やらしい事は何もしなかったのだ」
おいおい、亜里砂さん。
「隣の部屋に読心魔法持ちと監視術持ちがいるとわかっていて、そんな事をする訳無いだろ」
「いや、本能に押されてついついという事もあるのですよ」
「未亜!」
美洋さんがそう言いつつ、苦笑している。
「こういう未亜も珍しいですね」
「たまには羽目を外すのも楽しいのですよ」
その言葉に、ふと僕は色々申し訳無い気がしてしまった。
申し訳無いというと、何かおこがましいような気もしてしまうけれど。
でも、前に亜里砂さんと未亜さんが言っていた事を思い出すと、やっぱり。
「なお、今日は悠がプリンをおごってくれるそうなのですよ」
おいおい、未亜さん。
でも、まあいいか。
お年玉は他に使いそうも無いし。
「マーラウのみたいに高いのは勘弁してくれよ」
「その発想はスイーツのように甘いのです。もっと高いプリンくらい、そこのデパートのキングススクエアあたりを探せば、間違いなくあるのです」
「勘弁してください」
でも、まあいいかとも思う。
今日1回くらい、いままでの色々な思いを込めて。
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