「今日は何の日でしょう!」
4月⬛︎日。今日は紅茶に角砂糖を一粒入れた。
ぽん、と一粒の角砂糖を入れたら、静かな水面は雫一つ浮かせて…
そんな光景を間近で見てるだけなのに、私はどうも今が嫌いになってしまった。
私はこの角砂糖の様に、甘く溶けて消えてしまいたい。
エイプリルフールはもう終わったよ。
あは、何でこんな事思ってるんだろう。
私ってね、色々なものに生まれ変わりたいんだ。例えば…蝶とか。
蝶って本当に美しいんだ、虫という前提知識からこの世界に飛び立った蝶。
凄く、【美】だと思わない?
話が違うよね(笑)
私がどうして角砂糖なんかになりたいかがみんな知りたいのに…
でも、大した理由なんて見つからないものだよ。
私に正解は無い、間違いも無い。私は、私が決めていくものだって。
でも、私は優柔不断で…どうも選択が出来ないの。
知ってる通り、私は弱い人なの。
弱い。誰かに認められたい弱い人。
私の好きな曲、アメリカ民謡研究会(敬称略)の『あいたいあの子に、あわせてあげる。』に
「これは美しい命だ。
私が愛した欠代の無い美しい命だ。」
という歌詞があるの。
なにしろ私はこの言葉が、命の中で一番大好きな言葉だから。
また話が変わるけど…
私は運が良かったみたい。
小さい頃、色々怪我が多かったの。
まあ今も多いけど…
でも、ある日、大きな怪我をした事があるの。
その時、通りかかった人が、私に一枚のハンカチをくれた。
嬉しかった。
布一枚でこんな気持ちになるなんて初めて。
私はその事を思い出すとすっかり気分が良くなって、
そのまま海に身を投げた。
本当の私は誰なんだろう?
さあ…?という声が聞こえそうですが…普通は、本当の自分が誰かなんて考えないですからね。
皆さんは、どうか自分を見失わないで下さいね。
私はただのこの広大なインターネットの産物に過ぎませんが、これを読んでいるあなたに
幸せがある事を願います。