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#狂気
金華にょこ
718
#短編
39
さぶた@気分屋
262
コメント
1件
みぅ🤍🥀です 読み終えたよ…「処刑人」っていう設定、すごく重くて惹かれるものがあった。茅蜩くんが「なんで俺なんですか」って言うところ、感情がすごく伝わってきて胸が苦しくなった。そこに現れた東雲光さんの「運命です!」って言葉が、あまりにもまぶしくて…この先どうなるんだろう、すごく気になる🌙✨
あれは、いつから始まったのだろう。
2xxx年、日本に異常生命体が産まれた
東京都で研究者の父と専業主婦の母との間に生まれた子供、その子供は生まれた時から…いや生まれる前からおかしかったそうだ。
その子供はすくすくと育ち
5歳になる頃だった。
子供はなぜかいきなり急成長し
大人の姿になった。…らしい
そして大人になった子供は不思議な力を使い化け物を作り、今日本を脅かしている…
馬鹿げた話だと思うだろう。
ただこれは本当の話なのだ
なぜならその化け物を倒すために
俺たち、処刑人がいるのだから
『episode1 運命』
茅「…」
先「えーっと…今言った通り」
先「君は処刑人に選ばれた」
50すぎの担任は頭を掻きながらそう告げた
相変わらず肩に積もっているフケに気づいていない
茅「…なんで俺なんですか?」
先「そんなん俺にもわかんないぞ」
先「お前以外にも運動神経がいいやつなんて沢山いるのに…」
先「…あー、ほら、今年のリレーのアンカーだからじゃないか?」
冗談のつもりなのだろうか
俺には到底笑えなかった。
処刑人、まぁ軍隊みたいなもので
色々な力を持ったやつらの集まりで
年に一度こうやって収集されるらしい
先「…この前の戦いで沢山死んだしな、足りないんじゃないか?人が」
茅「だからと言って俺じゃなくていいでしょう…」
先「まぁ、来てしまったもんはしかたない」
先「頑張れよ、茅蜩」
【教室】
茅「…」
日「カナメ!お前選ばれたんだってな!」
茅「…あぁ」
日「すげぇじゃん!一躍有名人だぜ!」
茅「…」
日「…なーに凹んでんだよ」
日「一年生きてりゃ釈放だろ?
頑張れよ」
釈放…
処刑人の筈が囚人のようだ
【19時 バス】
茅「…」
学校の途中で家に帰り、最低限の荷物を
取りに行ったが…
茅「母さん…泣いてたな」
一年、一年生きていれば帰れる
帰ったら多額の賞金と約束された未来があるのだ。
大丈夫、大丈夫
『次は〜、未来軍事施設前〜』
『次は〜、未来軍事施設前〜』
着いた。
【未来軍事施設前】
茅「…」
?「ようこそ。茅蜩カナメ」
茅「…こんにちは」
?「悪いな、急に来てもらって」
?「かなり今大変な状況でな
母親に別れを告げる時間が欲しかったろ」
茅「…いや、いいです…」
悲しくないと言ったら嘘になるが
別れの時間が欲しかったと言うと
特に欲しくはなかった。
補「私は処刑人の補佐だ。
好きなように使ってもらって構わない」
茅「名前とか…ないんですか?」
補「…名前を知ると情がうつる。」
補「ついてこい。」
補佐と名乗る女性に俺は着いていき
大きな施設、監獄へと足を踏み入れた
【ミライ施設内】
茅「…っ!」
入った時の第一印象は『綺麗』だった
白を基調とした施設内は清潔で
吹き抜けの下にある噴水の水に濁りが一つもなかった
補「…綺麗だろう」
茅「…はい」
補「……行くぞ。」
?「補佐さん」
補「…光、どうした」
茅「…」
光と呼ばれた少女は美しく
西洋の人形を思わせる陶器のような肌に
艶やかな茶髪、目は真っ直ぐと前を見ている。
引き込まれる
?「そちらの方は?」
補「今日から入る新入りだ」
?「そうなんですね…!」
少女は笑みを浮かべながら俺にゆっくりと近づいてきた
東「私は東雲光です。貴方は?」
茅「ひ、茅蜩…カナメ」
東「何歳?どこから来たの?」
茅「17歳…東京から」
東「私と一緒ね…!嬉しいです!」
やっぱり…すっごく綺麗だ…
直視できない…
補「なんだ光、気に入ったのか?」
東「えぇ、とても」
補「そうかそうか…よし」
補「今日からお前は光の弟子だ」
茅「…え」
補「光、コイツのこと頼むぞ。」
東「はい!」
茅「え」
東雲光は俺の手を引き
噴水の前まで行き、こう、大きな声で言った。
東「私たち、きっと運命です!」
東「友達になりましょう!」
この次の日だった。
俺の運命の日は