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全員分の検査が終わり、星玉の姉であろう人が、各担任の先生を呼んで何か話している。
最初に言っていた、検査の結果を教えているんだろう、と思いながら、向こうの話が終わるまでをひたすら待ち続ける。
少ししてから、他のクラスの担任が話から戻ってくる。そんな中、何故かこのクラスの担任だけは戻って来ず、まだ何かを話している。
何を話してるんだろう…と、好奇心に負け、正面に向けていた視線を、担任と星玉の姉であろう人の方に向ける。
(あの人の名前…何でしたっけ……?確か…結月、という名前だった気が…。)
どれだけ考えても、それ以外に浮かばなかったので、あの人を”結月”と仮定して呼ぶ事にする。
結月さんは担任に向かって何かを話していて、真剣ながらも困惑している表情を顔に浮かべている。担任も似た様な表情をしていて、話している内容が気になったが、流石にここからでは会話は聞こえない。