半崎は夢で見た自分を見て驚いた
半崎
「ゆ、、夢の中の俺そっくり、、」
と半崎が言うと半崎?は半崎に言った
半崎?
「ね、ねぇ、、俺、、その、、環さん、、その居るか?、、」
半崎?
「居たら、、連れてきて欲しいんだけど、、」
半崎
「え?、、環さん、、、?、、居るけど、、別行動中、、で、、」
半崎
「多分、、大声出せば来ると思うよ、、」
そう半崎は言うと半崎?は呼んで欲しいとお願いし、半崎は大声で環を呼んだ
と半崎が大声で呼ぶこと僅か二秒後
白杖代が現れ、白い煙の中から環が現れた
環
「半崎くん!、何か合ったのかい!?、、っ!半崎くんが二人!?」
そう環が半崎達を見て驚いていと半崎?が環に抱きついた
ギュ!
環
「うゎ!、な、半崎?くん?」
環は半崎?を呼ぶと半崎?は突然泣き出した
半崎?
「ぅ、ぅ、た、環さん!、お、、俺!俺を、ころして、、く、、下さい!」
半崎?
「おれ、、のせいで!俺のせいで!」
環
「半崎くん?、!落ち着いて!落ち着いてくれ!」
そう環があやしてしていると半崎の大声に釣られた猫達が何事かとやって来た
猫
「半崎!何かあったん、、ってはぁ!?」
小荒井
「半崎がふ、、二人!?」
奥寺
「え?、え?」
菊地原
「ちょと、、これどういう!」
歌川
「環さん!これは一体?!」
古寺
「半崎くん??!」
佐鳥
「環さん!教えて下さい!」
そう猫達は環に説明を求めたが環にも何が何なのか分からない
環
「分からない!と、、とりあえず半崎?くん?落ち着いて!」
環
「大丈夫、大丈夫だから!ね!ね!」
そう環は半崎?をあやすこと数分後
半崎?は落ち着いた
半崎?
「すいま、、せん、、」
環
「もう、、落ち着いたかな?」
半崎?
「はい、、落ち着きました、、」
環
「良かった、、」
部屋の中には今、環、猫、半崎、半崎?しか居ない、歌川達は隣の部屋で待機さている
理由は簡単だ、大人数で半崎?に話しを聞いたら半崎?は話したくても話せないだろうと
歌川達には白杖代、、伯を付けている
万が一何があれば環へ報告が行くので問題はない
環
「えーと、、半崎くん?、、で合ってるかな、、」
半崎?
「はい、、合ってます、、」
環
「うん、、此方の世界の半崎くん?に聞きたい、、君は、、人間ではないね?」
そう環が半崎?に聞くと半崎?は頷いた
半崎はやっぱりと思った
理由は簡単、髪と瞳、服の色が違うからだ
半崎?は頷いたと同時にこう言った
半崎?
「俺は、、怪異に、、なって、、なっちゃたんです!!!」
半崎?
「この氷の世界は俺の、、俺の力のせいで!荒船さん達をこうしちゃたのも俺のせいなんです!!!」
半崎?が泣きながらそう言うと突然部屋の中に氷のツララが現れた
しかも半崎?を囲むように
猫
「半崎?、!落ち着け!」
半崎
「俺落ち着け!落ち着いて!」
環
「制御!コントロール!力をコントロール制御するんだ!半崎?くん?!」
そう環達が言うと半崎?は落ち着き力を制御した
しかし、ツララの次は弱い吹雪が降り始めた
猫はこれらの場面を見たことで確信した
猫
「半崎?、、いや、、氷の怪異、お前コントロールが上手く出来なくてボーダーが、、三門市がこうなったんだな?」
そう猫が半崎?、、氷の怪異に聞くと彼は頷いた
半氷
「あの、、氷の怪異じゃあなくて、、半氷で良いです、、長い」
環
「そうだね、、じゃあ半氷くん、、」
環
「君は、、どうして怪異になって三門市とボーダーがこうなってしまったのか教えてくれないかい?、、それと、、俺に、、殺して欲しいってどういう意味かな?」
そう環が聞くと半氷は教えてくれた
どうして自分が怪異になったのかを
半氷
「あれは、、環さんと猫さんがボーダー来て帰った時でした、、、」
ボーダー本部
半崎
「荒船さんって何してるんですか、そんな顔して」
荒船
「実はさっき環さんと猫の映像を見て動きを覚えておこうかと思ってな」
と荒船は環達が戦っていた記録を見て言った
半崎
「無理ですよ、覚えるなんて覚えてたとしても実践で使えませんよ」
半崎
「何て言ったって、怪異同士の喧嘩ですし」
そう半崎は言ってソファに寝ようと横になるとソファの上に何か落ちていた
半崎
「ん、何だこれ?」
手で取るとそれは小さなクリスタルだった
半崎
「荒船さーん、このクリスタル荒船さんのですか?」
荒船
「あ?、ちげーぞ?加賀美じゃあねぇーか?あいつ最近クリスタル集めにはまってるし」
半崎
「そうですか」
半崎
(後で返しておこう)
そう半崎は思いポケットにそれをしまった
そうして半崎達は部屋でぐうたらしていた
そして、そろそろ帰ろうと半崎が立ち上がったと同時に突然緊急アナウンスが流れた
忍田
《全団員に次ぐ!ボーダー内にトリオン兵が現れた!早急に対象せよ!》
忍田
《トリオン兵の中には最新型がいる模様!A級団員はそちらを対象せよ!》
忍田
《繰り返す!ボーダー内に、、!》
そう報告が流れた同時に荒船と半崎はトリオンオンし、穂刈と合流しトリオン兵の倒しに向かった
荒船達は加賀美の情報で近くにいるトリオン兵を倒し、他の隊と合流しトリオン兵を次々と倒して行った
荒船
「これでトリオン兵はラスト!」
そう荒船はトリオン兵を倒した
再び放送が流れ、新型トリオン兵も無事倒したので安心するようにと言った内容であり半崎はトリガーを解除した次の瞬間
グサ!
と何かに刺され貫かれた音がした
半崎
「え?、、、」
その音は半崎から鳴った
半崎
「な、、へ、、、」
半崎は首を後ろに向けるとそこにはトリオン兵がいた、、しかも新型だ
どうやら、一匹隠れていたようでトリガーオフした半崎に、、爪を刺したのだ
荒船
「っ!!!!半崎ぃぃぃぃ!!!!!」
それを見た荒船隊は直ぐ様新型トリオン兵への攻撃をした
トリオン兵は半崎を放り出し荒船達へ攻撃を仕掛けた
半崎
(え、、あれ、、俺、、何でこんな、、冷たいんだ、、)
半崎
(しかも、、この赤いの、、誰から出てる?)
そう半崎は考えていると遠くから荒船の声が聞こえた
荒船
「半崎!!!死ぬな!」
荒船
「直ぐ応援が来る!耐えてくれ!」
半崎
(え??、、あー、、そうか、、俺新型に殺られたんだ、、トリガーオフするじゃあ無かったなぁ、、)
半崎
(荒船さん達を手伝い、、、けど、、もう体が思うように動かないな、、)
半崎
(俺の人生ここまでなのか?、、、まだ、、生きたかったな、、、)
そう半崎は自分の残り僅かな命を感じで目を閉じようとしたが出来なかった
何故か、、荒船達がトリオン兵に殺られかけていたからだ
しかも、既にトリオン体は請われ掛けているもしベイルアウトしたとしても直ぐ様新型に殺されてしまう
そう半崎は直ぐに分かり助けに行こうとしたが出来なかった
体がもう動けなくなってきていて意識も消えかけていたからだ
半崎
(助けに、、行かないと!、、動けよ!動けよ!!)
半崎はそう思いながら残る力で手に持っていたトリガー握った
しかし、トリガーは発動せず変わりに白いクリスタルが白く光出した
半崎は何を思ったか自分でも良く覚えていない、ただ覚えているのさ荒船達を助けないと言う事だけ
半崎はそのクリスタルを残っている力片手で口の中へ運び飲んだ
すると、突然体の中が冷たくなった
半崎
(ぅ、、ぅ!!!な、、何これ!、、)
冷たくなったと同時にトリガーをオンをすると突然半崎の周りが白くなり、トリオン体だからだあろうか体も動けるようになった
半崎
「動ける!、、荒船さん!」
そう半崎は走ろうとすると突然新型トリオン兵が荒船達の前でパリンと音を立てて壊れた
半崎
「え?、、新型が壊れた?、、突然何で、、」
半崎は疑問に思いつつ荒船達の元へ行こうとすると何故か荒船達は自分に銃口を向ける
半崎
「え?、、荒船さん?、穂刈さん?、、何で銃口を俺に向けるんっすか?」
荒船
「半崎、、お前自分の姿を見ろ」
半崎
「え?、、」
穂刈は鏡を出して半崎に自分の姿を見せた
半崎は自分の姿を見て驚いた
半崎
「え??!、何っすかこれ!髪が白いし!瞳も違うし!服も違うし!」
穂刈
「半崎、、自分が通った道を見ろ」
半崎は穂刈に言われて自分の通った道を見ると
半崎
「え、、、何っすかこれ、、」
半崎
「廊下が、、凍ってる、、?」
荒船
「それと、、自分の手を見ろ、、手から、、白い物が出てるぜ?」
半崎
「え?、、」
半崎は自分の手を見ると両手から白い煙らしき物が出ていた
半崎
「荒船さん、、穂刈さん、、これは一体、、」
と半崎が荒船達に近づくと突然荒船達の目の前に氷のツララが現れた
半崎
「え!?、荒船さん達無事ですか!」
そう半崎が聞くと二人は大丈夫と答えた
半崎はホッとして再び荒船達の元へ行こうとすると頭の中に自分ではない、、自分である声が聞こえた
半崎?
《このツララはお前がやったんだ》
半崎
「は?、、俺が、、?」
荒船
「半崎?、どうした?」
そう荒船が聞くが声の主、、自分は語り掛けてくる
半崎?
《あのトリオン兵もこの廊下も全部お前がやったんだ》
半崎?
《お前はまだ自分が人間と思っているのか?》
そうもう一人の自分は言う
半崎
「は?、、俺は人間で、、」
そう半崎は言うともう一人の自分は笑いながら言った
半崎?
《ふふふ、お前はもう人間ではなく、、怪異になったんだ》
半崎?
《証拠なら、、その手を壁に当ててみなよ?、、、当てれば、、その壁は凍るよ?》
半崎はその言葉は嘘だろうと思い壁に手を当てたすると、、触った壁全体が凍った
半崎
「うそ、、だ、、ろ、、」
荒船
「半崎?!、これは一体!」
穂刈
「半崎!」
そう荒船達は半崎に触れようとするともう一人の半崎は最後にこう言った
半崎?
《もし触れられたら、、触れた相手は、、凍るよ?、、まぁ、、何で凍るか、、自分が氷の怪異だからね、、 》
半崎はそう言うわれ素早く荒船達から距離をとった
荒船
「は?、半崎?何で距離とるんだよ?」
穂刈
「半崎?」
半崎
「さ、、触らないで下さい!来ないで下さい!」
荒船
「半崎!落ち着け!」
半崎
「来ないで、、」
そう半崎が言うと突然廊下強い吹雪に覆われた
穂刈
「っ!!荒船!これは!」
荒船
「知るか!半崎!此方へこい!」
荒船は半崎へ近づこうとするが強い吹雪で進めない
半崎
「こ、、、」
そう大声で半崎が言ったと同時に半崎の意識は遠退いた
気づくと半崎の周りには沢山のツララがあった
半崎
「え?、、、あ、、何これ、、」
半崎
「あ、、荒船さん!穂刈さん!」
半崎は氷のツララを触ると氷のツララは消えていき廊下が現れた
だか半崎が見たのは驚くべき光景だった
半崎
「な、、何だよ、、これ、、」
半崎が見た光景、、廊下一面か氷に覆われいる場面だった
半崎
「あ、、荒船さん達は何処に!?」
半崎
「隊の部屋にいるか!」
そう思い半崎は走って部屋へ向かいドアを開けると中には、、
ベイルアウトとベッドで目を閉じており戦闘服の状態で氷に覆われいる荒船達が横たわっていた
半崎
「荒船さん!、穂刈さん!、加賀美さん!!」
半崎は強く氷を叩くが氷は割れないし、壊れなかった
半崎
「そ、そうだ!ほ、、他の隊に!」
そう半崎は思い廊下へ出たが一瞬ある記憶が頭を通った
その記憶には他の隊が氷に覆われ眠りにつく場面、、しかも三門市市民も眠りにつく場面も、、
半崎は屋上に出ると三門市を見下ろした
三門市は氷に覆われおり、誰一人も確認出来なかった
そして、半崎は膝をつき確信した
こうやって、、
ボーダーと三門市を氷で囲み、荒船達を氷で覆ったのは自分であると
そして、自分は人間ではなく怪異になってしまったのだと
半崎
「ぁ、、アァァァァァ!!!!!!!」
半崎
「おの、、俺のせいで!」
半崎
「おの、俺の、、せいで!!!!」
そう半氷は話している最中に興奮状態に陥った
環
「半氷くん!、落ち着くんだ!大丈夫大丈夫だから!」
猫
「制御しろ!」
半崎
「っ!、落ち着け!!」
そう環達が半氷を落ち着かせると吹雪は弱くまたなった
環
「半氷くん、、落ち着いたかい?」
半氷
「す、、すいません、、、、」
半氷は環の胸元で言うと猫が聞いた
猫
「半氷、お前が飲んだ白いクリスタルはどう言った形してた、、丸い形だったか?」
半氷
「あ、、はい、、丸かったです、、それがなんですか、、?」
そう半氷は環の胸元から言うと環は教えた
そのクリスタルは向こう、ネイバーフッドの惑星国家ギオンと言う物の結晶である事、そのクリスタルは自分達、、違う世界では燃やした事を
環
「済まなかった、、どうやら此方の世界の俺が燃やし残した物のようだ、、」
半氷
「謝らないで下さい、、その、、過去の環さんのせいじゃあないです、、」
そう半氷が言うと半崎は過去の?、、と言う単語を聞いてこう言った
半崎
「ちょと待ってよ、過去?、此処は違う世界なんじゃあ、、」
半氷
「違う世界だけど、、平行世界、、で合ってますよね、、、環さん?、、」
そう半氷が環に聞くと環は頷いた
半崎
「え!?、ど、どういう?」
環
「簡単に説明すると此処はもしクリスタルを回収そびれがあったらこうなった世界って言った方が良いかもね」
半崎
「???」
猫
「あー、、簡単に言えばゲームで言うルート分岐だ」
猫
「倒したボスが倒されて居ないとかそう言う」
半崎
「あー、なるほど分かりやす」
そう半崎が理解していると半氷は環に言った
半氷
「環さん、、」
半氷
「お願い、、、俺を、、殺して下さい」
半崎
「は?、、何で?、、」
半氷
「俺が死ねば、、三門市とボーダー本部、、荒船さん達は助かります!」
半氷
「だから!、、殺して下さい!!」
と半氷は環の胸元で泣きながら言うと環は言った
環
「半氷くん、、君の願いが分かった」
半氷
「なら!」
環
「けどね、君は本当に、、死にたいの?」
半氷
「っ、、、!」
環
「本当は、、生きていたんじゃあないかい?」
半氷
「でも、、もし、、真実を知ったら、、荒船さん達、、は、、」
半氷が言っていると猫はこう言った
猫
「確かに」
猫
「そんな真実、、驚くほかねぇーけど、、真実は真実だ」
猫
「荒船達は許してくれるんじゃあねぇーの?」
そう猫が言うと半崎もその意見に賛成した
半崎
「確かに荒船さん達なら、、許してくれると思う」
半崎
「それに、、その違うルートの俺、、半氷も本当は生きたいんと思ってるんだろ?」
半崎
「怪異から人間に戻りたいってさ」
そう半崎が言うと半氷は環の胸元におり何も言うわない
環
「半氷くん、、君の本心を聞かせて欲しい、、君はどうしたいんだい?」
環
「彼らも聞きたいと思うよ、、ねぇ、、菊地原くん達」
そう環が言うとドアが開きそこには菊地原達がいた
古寺
「環さん何時から、、」
環
「初めから、気になって仕方なかったんだろう?」
佐鳥
「はい、、半崎、、半氷がその、、気になって、、すいませんでした、、立ち聞きして」
佐鳥がそう言うと菊地原達は頭を下げた
環
「頭あげて、怒らないよ」
半氷
「ぅ、、、」
小荒井
「半氷、、本心を教えてくれないか?」
古寺
「僕達は怒りませんから」
半氷
「俺は、、、」
半氷は言うか悩んでいる
悩んでいるのに気づいた菊地原が言った
菊地原
「あのさ、本心言うのに悩む必要ないよね?」
半氷
「え?、、」
菊地原
「だから!悩む必要あんの??」
菊地原
「自分の事じゃん、、本心言いなよ」
そう菊地原が言うと半氷は言った
半氷
「、、い、、生きたい、、」
半氷
「人間に、、戻りたいけど、、」
半氷
「俺は、、人間に戻れない、、」
そう半氷が言うと奥寺が半氷の胸ぐらを掴みいった
奥寺
「義人!」
奥寺
「諦めんなよ!、諦めたら何も出来ないぞ!」
半氷
「でも、、!」
歌川
「諦めるな!」
半氷
「歌川、、、」
歌川
「俺達は、、此方の世界の俺達も許してくれる!絶対に!」
そう歌川と奥寺に言うわれた半氷は言った
半氷
「環さん、、俺、、俺は人間に戻りたいです、、荒船さん達と戦いたいです!!!」
半氷
「助けて下さい!!!」
と半氷が言うと環は言った
環
「やっと、本心行ってくれたね」
環
「その願い叶えて上げる、、」
半氷
「本当ですか!」
環
「けど、、その前に半氷くん君が飲み込んだクリスタルを壊さないと行けないんだ」
環
「クリスタルの波動と君の波動が合わさっていて、力の波が出来ているんだ」
佐鳥
「そのクリスタルを壊せば!」
環
「波が収まって、力もコントロール出来るようになるよ」
半崎
「なら、早く壊して下さい!!」
環
「良いよ、けどちょと痛いけど、、我慢してね」
そう環は言って小刀を半氷に差した
グサ
半氷
「っ、、、い、、痛い、、」
環
「直ぐ終わるから、、」
そう環は言うと小刀に力を込めた
そして、小刀に微量の雷をやった
そして、暫くすると小刀を引き抜き言った
環
「クリスタルは完全破壊したから大丈夫だよ」
半崎
「本当ですか!?」
環
「うん」
環
「これで、、終わりだ、、」
猫
「全てな」
佐鳥
「良かっな!、半氷!」
半氷
「うん、、って!触るな!凍るぞ!」
菊地原
「はいはい」
小荒井
「なぁ、半崎と半氷ってこう見ると双子見たいだよなぁ!」
奥寺
「確かに!」
古寺
「髪とか黒に戻せば似るはず、、」
歌川
「確かにな」
半崎、半氷
「「双子じゃあないし!、逆にやだよ!」」
そう半崎達は楽しく話しているのを微笑ましく見ている環に猫は言った
猫
「首魁、半氷連れて帰った方が良い此処を俺の力で戻したら、、あいつ倒れるぜ」
猫
「氷の怪異だ、寒い世界が急に暖くなったら、、」
環
「消えてしまうだろ?、、分かってる」
環
「向こうに着いたら犬の力で寒い部屋に保護する、、」
環
「猫、帰りの座標は」
猫
「完了してる、直ぐにでも帰れる」
環はそれを聞いて半崎達に言った
環
「皆!、元の世界へ帰れるぞ!」
環
「座標が合った!」
そう環が言うと菊地原が半氷の事を見た
環は半氷についても説明した
環
「半氷くんは俺達の世界で保護するよ、此方の世界を猫が戻してくれるけど氷の怪異は暖くなってしまったら、、消えてしまう」
環
「大丈夫、此方の荒船くん達にはメモを残しておくから」
半氷
「分かりました、、行きます、、」
と半氷が言うと環は猫を見た
そして、猫はこう唱えた
猫
《時空間よ!我らの世界へ開きたまえ!》
猫
《我の名のもとに!》
そう猫が言うとゲートが現れた
そして、猫は今度は凍った三門市とボーダーを元に戻すために唱えた
猫
《氷よ、氷よ時に戻り溶けよ》
猫
《覆った者達を目覚めさせるのだ!!!!》
猫
《目覚めよ!!!!》
と猫が言うと三門市とボーダーを覆っていた氷がすべて溶けていく
そして、数分後三門市とボーダー本部を覆っていた氷は全て溶けて無くなった
佐鳥
「す、すげ!!!」
小荒井
「氷が全部溶けた!」
菊地原
「猫って、、ホントに幻の怪異だったんだ」
猫
「菊地原?、酷くね?」
そう話していると半氷はフラりと避けた
歌川
「半氷!」
半氷
「ご、、こめん、、なんか、、ふ、らっと、、きち、、あ、、って、、」
環
「早くゲートへ、半氷くん、しっかり」
環
「猫!」
環は猫へメモを渡した
猫はそのメモを走って何処かへ持っていった
数秒後猫は戻ってきてゲートへ入り、、
元の世界へと戻っていた
環達、、半氷と共に
そして、ボーダーの掲示板にはあるメモが貼ってあった
それにはこう書いてあった
半崎義人くんは此方で保護しております
お迎えは来ても構いませんが、力の制御が出来ていないため凍るかもしれません
もし、来られるのなら
必ず、此方の世界の俺、環と猫をご同行させるようお願い致します
座標は此方〇〇〇.〇〇〇
此方の世界の猫に頼めば行けますので宜しくお願い致します
眠りから覚めた彼らはこれを呼んで
直ぐ様、上層部へと報告へ向かった
三章終わり
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