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「んんっ……ふっ……っあ、ぁっ……ッ!」
「ハハッ、イっちゃったんですか? 出てないのに。……ナカが凄く痙攣してる。ほら」
瀬名の言う通り、理人の身体は逃げ場のない熱に浮かされ、何度も小刻みに震えていた。否定したくても、快感に支配された喉からは意味のある言葉が出てこない。恥ずかしさと情けなさで、視界が涙に滲む。
「んんっ……や、やめ……っ、抜けってば……っ」
「嫌です。もっと虐めてあげますから。……ほら、連続でイけるでしょう?」
「あぅっ、や、ぁあっ!」
瀬名は冷徹な宣言と共にバイブの強度を一段階上げると、理人の腰をがっしりと掴んで再び激しく打ち付けた。
「やめっ……あぁっ、無理っ、あぁあっ! また、クる……や、ぁああっ」
「ほら、我慢しないで。……中だけで、いっぱい出してください」
「あっ、ぁあっ、イくぅ……っ、んんんんっ!!」
瀬名に促された途端、脳内で火花が散った。放出を許されないまま絶頂の波に飲まれ、身体が激しく波打つ。尿道を塞ぐバイブが、理人の逃げ場を完全に断っていた。
「うぅっ……ぁっ……」
「あれ? ドライでまたイったんですか? 凄いな……」
「も、もう、いい加減にしろ……っ」
流石に呼吸が苦しい。これ以上続けられれば、心臓より先に精神が壊れてしまう。懇願するように見上げると、瀬名の瞳は妖しく光り、愉悦に満ちた笑みを湛えていた。
「駄目ですよ。お仕置きは、まだ始まったばかりなんですから」
「そ、そんな……っ」
「言ったでしょう? 許してあげないって」
無情な言葉と共に、瀬名の手がバイブの出力を最大へと回した。
「ひぃっ……!? あ、あぁっ……や、だっ……あぁっ!」
強烈すぎる刺激に背中が弓なりに仰け反る。視界は白く明滅し、呼吸の仕方さえ忘れてしまいそうになる。 瀬名は必死に訴えかける理人を無視し、そのまま狂おしい速度でピストンを繰り返した。内壁が激しく擦り上げられ、脳の芯が快感に焼き切られていく。
「うっ……ぁっ……」
「気持ち良すぎて、声も出ませんか? 可愛いですね、理人さん……」
熱に浮かされた表情の瀬名が、さらに速度を上げる。肉と肉がぶつかる卑猥な音が、静かな玄関に鳴り響いた。
「も、もう……っ……イきたい……っ、頼むから……っ、イかせてくれ……っ!」
理人はもはやプライドをかなぐり捨て、瀬名に縋るように手を伸ばした。その手を取り、瀬名は深く、深く唇を重ねる。
「はっ……。仕方ないな。じゃあ、一緒に……」
瀬名は激しく腰を揺すりながら、尿道のバイブを掴むと、一気に、ずるりと引き抜いた。
「く、は……っ……ああぁっ!!!」
堰を切ったような衝撃。理人は一気に絶頂の頂へと駆け上がった。 解放された先端から勢いよく吐き出された白濁が、瀬名の腹を汚していく。瀬名はそれに構うことなく、理人のナカの突き当たりを激しく叩く勢いで、己のすべてを叩き込んだ。
「あぁっ……あつ、い……んんっ……!」
注ぎ込まれる熱い体液の感触に、理人は最後の一振りにまで身震いし、そのままぐったりと床に沈み込んだ。
「ふふっ……凄い。たくさん出ましたね。……気持ちよかった?」
「……っ、うるせぇ……くそ……っ」
満足げに微笑む瀬名を、理人は潤んだ瞳で睨みつける。あんな屈辱的なお仕置きを受けて、悔しくてたまらないはずなのに。身体は瀬名の愛撫を思い出し、今もなお浅ましく疼いている。
「本当に貴方って人は。……まあ、そういうところも嫌いじゃないですけど」
瀬名は苦笑すると、汗で張り付いた理人の前髪を優しく撫でた。先ほどまでの冷酷な「獣」の面影は消え、いつもの柔らかな笑顔がそこにある。
「俺は、お前なんて大嫌いだ……。たく、人の話なんて聞きゃしねぇし……」
「そうですか? でも僕は、そんな理人さんが大好きですよ」
「……っ」
不意に投げられた「好き」という言葉に、理人の心臓が大きく跳ねた。戸惑う理人をそのままに、瀬名は汗ばんだ首筋に顔を埋める。
「理人さんの汗の匂い……すごく好きです」
「変態……っ」
「失礼な。好きな人の匂いを嗅いで、何が悪いんですか?」
「~~ッ! あー、もう分かったから黙れよ!!」
臆面もない告白に、理人の顔は見る間に赤く染まっていく。瀬名は嬉しそうに笑うと、とどめを刺すように頬にキスを落とした。
(クソッ、マジで調子狂う……)
理人は内心で毒づきながらも、自分をぎゅうと抱きしめる瀬名の体温に、結局は抗うことができなかった。