体調は戻ってきたけどやっぱり心は重たい。今日は流石に学校に行こうかな。ちょっと怖いけど…
ピーンポーン
誰…?こんな朝っぱらから何のようなの…
「はーい」
扉を開けると
「よ。」
「すとっ慎?!」
すとろーこと渡辺慎がいた。
「え?なんでいるの?」
「一緒に学校行こうぜ。ひとりじゃ流石にちょい行きにくいだろ?」
な,なんてやつだよ…タイミングというか来る日良すぎでしょ。でも…
「…ありがと」
「いーえ」
ちょっと心強かった。てか普通に嬉しかった。
学校で,やっぱりひそひそ言われてたけどなんかどうでも良くなってた。なんでだろ?まぁいいや。ちょくちょく色んな人から色々聞かれたけどちゃんと話してみた。皆
「へぇー」
なんて言ってたけど絶対信じてないでしょ。なんかもういいけどね?なんでも。
噂流すんなら勝手に流せばいいし。ただ,通り縋りにすみれに言われた
「なんでいんの?さっさと不登校にでもなっときゃいいのに」
ってのはちょっと心にくるかな…でも“ちょっと“だから。大丈夫。全然耐えれる。大丈夫。だから…頑張ってまた学校に行くようにしよ。
放課後
慎が一緒に帰ってくれた。なーんか慎の周りの人に変な圧?かけられた気がするけど。でもほんとに慎には感謝だなぁ。話聞いてもらって,朝と放課後一緒に登下校してもらって。慎が周りの人に好かれてる理由がわかった気がする。ほんとにありがと。
言葉には出せなかったけど,いつかちゃんと伝えたいな。
コメント
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そのシーン…つ〜にぃしか出ねぇやw