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shk side

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俺はシャークん。人狼だ

人狼、というのはこの世界にいる種族の一つで、他には人間、吸血鬼がいる

人狼は他種族を喰う

吸血鬼は他種族の血を吸う

人間はただ喰われるだけ、だ



まぁ、喰わなくても生きていける

他種族の血肉は他の食べ物に比べると美味い…らしい

俺はその中でも嫌いな種族がいる

それは吸血鬼だ



俺は元々、人狼の村で暮らしていた

そこへやって来たのは…

血に飢えた吸血鬼だった

その吸血鬼たちは村の人たちを次々に襲っていった

そんな中、両親は俺だけを逃がしてくれた



数日森でサバイバル生活をした後村に戻った

もしかしたら吸血鬼を倒したかもしれない

もしかしたら誰か生きてるかもしれない

もしかしたら…

そんな淡い期待を胸に村へ歩を進めた



着いた場所はもう俺の故郷と呼ぶには程遠いものになっていた

人の姿も気配もない

そこにあるのは元村人であろう肉の塊だけ

それを見て絶望する他なかった



その後俺は街の施設に入った

施設での思い出は一つある

そこには親を亡くした吸血鬼がいた

俺はそいつに殴りかかったことがある

…今思うと最低だな

あいつは別に俺に何かをした訳でもない

ただ、吸血鬼というだけで殴ったのだ

皆が皆、村を襲った吸血鬼のような奴ばかりとは思っていない

その時はただ怒りに身を任せて、そいつを殴ったんだろうな



今は施設を出てバイトをしながらやりくりしている

正直、厳しい



shk「誰か養ってくんねぇかな…w」

⁇「…俺が養ってあげよっか?」




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