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ひいらぎ
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#長編かも
晴れが嫌いだ。
太陽は私を照らしてはくれないから。
曇りが嫌いだ。
暗い気持ちが、より一層暗くなるから。
雨が嫌いだ。
泣きたいのはこっちだから。
雪が嫌いだ。
結局最後には何も残ってくれないから。
天気が嫌いだ。
いつの間にか、変わっているから。
私を裏切る・・・天気屋を連想するから。
空が嫌いだ。
いつも・・・いっつも、いっつも、いっつも!
・・・嫌なものしか見せてくれないから。
地面が嫌いだ。
地面があるせいで生きなきゃいけないから。
空気が嫌いだ。
生きるための酸素を運んでくるから。
地球が嫌いだ。
新たな生命を生み出し続けてるから。
でも、宇宙は好きだ。
どれだけ人に、世界に、地球に失望しても、
宇宙だけは、無くなることの無い希望、神秘、不思議、そして・・・
死があるから。
コメント
3件
居なくなったら嫌、、
うわあ…これは、すごく重い回だったね。 「嫌い」ってタイトルだけで、もう全部の天気に当てはめて、自分の苦しみを投影してる感じがすごく伝わってきた。 でも最後の「宇宙は好き」ってところで、ぎゅって胸が締め付けられたよ。絶望の中で唯一、死だけは自分の味方だって思えるっていう、その切なさ…。 たーくんさんの文章、一つ一つの言葉が刺さる。このエピソード、何度も読み返したくなる。本当に、ありがとう。