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#ミステリー
#溺愛
#ケンカップル
#腹黒
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ゼクス様やローナ様などの、超美貌のお客人達をお出迎えし、多少疲れていた。というより、妙な疲れ方である。
だるく熱を持っているような…?
風邪かしら?
私はその日昼近くまで眠っていた。
ふと、目を覚ますと、レイゼン様が傍の白い木のテーブル席に座っていた。
「レイゼン様…」
「気にするな。
寝ておれ。
ゼクスもローナも強い魔力を持っている。
その瘴気に当てられたのだろう…」
レイゼン様はおっしゃる。
「いえ、起きますわ…」
私はだいぶダルさが抜けた身体を起こした。
少しふらついたが、その瞬間レイゼン様が抱き留めた。
そして、その抱き留められた、その時、身体からダルさと熱が抜けていくのがわかった。
「レイゼン様…?
何か魔法を…?」
「あぁ、ほんの回復魔法だがな。
効いたようで良かった。」
彼は答えた。
それから、レイゼン様が部屋から出ていくと、ピンクのレースのドレスに着替えて、薄く化粧をした。
今日は最後のお客様がお見えになるのだ。
寝込んでなどいられない。
馬車が近づくと、一人の青年(?)が降りてきた。
彼は髪は伸び放題で撥ねまくり、無精髭も伸び放題…
悪いが、ゼクス様やローナ様の美神ぶりと比べると、森の番人でもしてそうだ。
「よぉ!
レイゼン!
老けたなっ!
ワッハッハっ!」
彼は豪快にそう笑った。
「バルド、髪くらい切って、髭も剃れよ…
まるで、森の番人だぞ?」
レイゼン様も私が思ってたのと同じことを言う。
「なぁに!
髪と髭など、切らなくても死にはせん!!!
おっ♪
こちらが愛しの奥方か!」
「まだ、奥方では無いがな。
キャメラだ。」
レイゼン様は私を紹介すると、案の定2人で話があるとの事…