「お前の家は穢れたマツエイなんだろ!!村に歩くなよ!!うつる!!」
「そーだ!そーだ!」
「…ただいま。」
昔々あるところにある小さな村には遺伝子の突然変異による男の子が一人いました。
両親は国の研究者で帰ってこず月にお金が机に置かれるのでそのお金で必死に暮らしていました。その子は男の子で両親が研究者ということで男の子は地頭が良く本を読むことが好きでした。
家に帰ってきても男の子は罵倒されたことなんて気にせずに本棚から本を取り出す。両親が研究者であるため様々なジャンルの本が置かれている。
男はその中から黄金の王国と書かれれている薄く汚れた本を取り出して読み始める
普段大きく存在感を表している城が大人しくしている深夜。三日月が大人しくしている城をまるで晒し上げるようにスポットライトを当てている中門の前では二人の兵士が話していた
「なぁうちの国の機密情報知ってるか」
「なんだよ機密情報って」
「うちの国から”例のフューラー”の国にグラスを入れたらしいぞ」
「ああ、幹部の2人だろ?しかもあの二人はまだ来てから一年も経ってないじゃないか」
「それがグラスとしてあっちに行ったんだ信用がないがリスクもない都合がいいと考えたんだろ」
「まぁそうあ”っ。」
「おい!!敵しゅ、」
「…なぁやったけどこいつらで会っとるんか?」
「情報が漏れてたからええと思いますよ」
「”味方討ち”なんて気引けるわぁ、、」
「いやあんま思ってないでしょその口調w」
「うっさいなぁ、、ほな早く国に帰ろうか」
その日その国の門番2名が謎の襲撃者によって刺殺された。喉元を切り裂かれ声が出せず応援を呼べないまま亡くなったそうだ。死亡時刻は午前1時3分。近くの監視カメラに顔は映らなかったが色素の薄い髪の男とフードを被った男が僅かな証拠と共に闇夜に消えていったことから後にこの事件を月夜ーー事件と呼ぶことになる
w国。2年前に開国したその国は総統、書記長、外交官のみが表舞台に立つがそれ以外の人間は調べても情報の出てこない秘密の幹部たちとして過ごしていた。戦争をすれば必ず勝ち、誰一人として生かさないスタンスから軍事大国と呼ばれるようになった。
「よくやったゾお前達門番がまさか情報を持ってるなんて思わなかったがこんなに早く始末できるとは中々だな」
総統室にて明らか高そうな椅子に座って偉そうに話を進める男が目の前で手を絡め笑いながら褒めるこの国の開国者であり戦闘狂と呼ばれる総統grであった
「でも聞いたってくれ!監視カメラない思て行ってみたら帰り道にあったんやで!!ほんまemさんの情報ガバやわ!!」
「おいおいzmそんなこと言うたるなや。一応調べた感じお前らやってバレてへんしええやろ」
文句を言いながらzmと呼ばれた男は緑色のパーカーを深く被り、まるで子供のようにぶぅーなんて言いながら足をジタバタさせる。
「大変申し訳ございませんでした!!」
emと呼ばれている男は全く反省する気のない声で謝罪し色素の薄いとてもきれいな男だった。
「そうだゾemの落ち度は確かにあるがtn氏の言う通り二人の情報は出回っていない。今回は良しとしようではないか。なぁzm?」
納得いかない様子でよーわかったわ。と言って窓から飛び降りる。ここの部屋は城の一番高いところに点在しているのにもかかわらず飛び降りるなど普通の人間であれば自殺行為に等しいが総統室にいる人間たちは誰も焦らず話を進めていく。
zmは人間ではないのではないかと勘違いするほどの身体能力の高さがある。
この国が軍事大国として成長したのもzmが一般兵士を教育し基礎的な戦闘力を底上げしたからなのもあるだろう。
二人が来たのは少し前である。
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