TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
シェアするシェアする
報告する

すると、フブキが声を上げる




フブキ「アカネ、そこで何してるの?」




どうやら、ドアの隙間から『アカネ』という女の子が覗いていたようだ




アカネ「!今、なんか面白そうなこと話してるなって…」




アカネは何かを誤魔化すようにして喋る



アゲハは、アカネのもとまで歩み寄ると、ドアを開けながら声を上げる




アゲハ「興味あるの?YSPクラブのこと」



マタロウ「じゃあ、今ちょうど面白くなってきたから、一緒に行こうよ!」




マタロウは、両手を広げながらそういった










アゲハ「YSPクラブは、妖怪とか霊とかそういう不思議な力を研究していく



クラブで、学園の七不思議も解決するつもりなんだよ」




ジンペイ、コマ、アゲハ、アカネ、フブキ、マタロウの順に横になって



歩きながらアゲハはアカネにYSPクラブのことを説明していた




マタロウ「まずは、美術室から宮沢さんを監視しよう」




校舎から校舎に繋がる橋のようなものを渡り、向こう側の校舎に入ろうとした



ところで、廊下の向こうから男女数人がこちらに歩いてきた




ジンペイ「なんだ、あれ?」



フブキ「あれは、生徒会長『霧隠ラント』先輩」



アゲハ「この学園を取り仕切る権力の頂点だよ」




ラントは、アゲハ達の前まで来ると、立ち止まる




ラント「ときに、君たちは新入生かな?」



マタロウ/コマ「「ハイッ!!」」




威圧のある言い方をされ、思わず裏返った声で返事をする、マタロウとコマ




ラント「では言っておく。



15:00の終業時間から、18:00の3時間まで『FST』



すなわち、



Fフリー



Sスタイル



Tタイム



と呼ばれている



この時間は、それぞれの生徒たちがクラブ活動や自己表現のための活動をして



自分の時間を磨くのだよ」



ジンペイ「要は自由時間だろ!」



コマ「シーッ!」




ジンペイの言葉をコマが遮る




ラント「そんな大事な時間に、君達はいったい何をしているのかな?」



ジンペイ「『巨大サラリーマン宮沢さん』の調査です!」




ジンペイはビシッと敬礼しながら答える




ラント「宮沢さん?」



アゲハ「七不思議案件だよ!久しぶり、ラント」



ラント「っ!君はもしかしてアゲハか!」




ラントはアゲハを見た途端、目を見開く




アゲハ「そうだよ~久しぶりだね~(^▽^)/」

あの彼女は愛されてます[アニメ版Y学園]

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

201

コメント

1

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store