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痛い寒い怖い
俺…死んじゃうのかな…
ななっし~とずっと…一緒に居たかった
ごめん…ごめんねななっし~…
…ふと、周りが暖かくなってきた。
…ななっし~…皆…?そこにいるの…?
一段と暖かいところに向かう。
…
「ん………?」
目を開ける。長い時間寝てたせいか、頭がぼーっとする。
「さもくん…!」
ベットの側に、涙目のななっし~がいた。
皆も嬉しそうに、俺のことを見てた。
「ななっし~…?皆」
「うわああああさもくん!!!」
「えちょ、ななっし~!?」
ななっし~は俺に抱きついてきて、声を上げて泣き始めた。
「ななっし~、ちょっと力強すぎ…」
「だって!さもくん死んじゃうかと思って…私さもくんのこと守れなくて…」
ななっし~…
「ななっし~は悪くないよ…俺こそ心配かけてごめん…」
「うぅっ…ぐすっ…」
〈おどろく視点〉
「皆もごめんね…心配かけて」
さもさんがスープを食べながら悲しそうに眉を下げる。
「いやいやそんなことないよ!」
「そうだよ、それに…二人がやられたってことは、そんなにやばいやつと戦ったってことだよな…?何があったんだ?」 凸さんがそう聞くと、二人は表情を硬くする。
「実は…」
「まじで…?」
「…さもさんとななっし〜さんを襲ったのは、俺達の拠点を襲ったのと同じ変異種かもしれない…」
「変異種はそう何体もなるものではないですもんね…」
「でもさ…変異種にしては変だよね?」
べるさんの言葉にニグさんとあふぇさんは頷く。
「アイツの周りの空気は…濁ってた。吸い込んだら…まずい」
私は思わず膝の上で手を握る。
「とりあえず…色々ありすぎて疲れたし、今日は皆休もう。さもさんとななっし〜もしばらく様子見るためにここにいたら?」
「そうさせてもらおうかな」
「本当にありがとう。」
私も疲れたなあ…眠い…
私は心の奥の不安を眠気で誤魔化して、部屋に戻った。