em視点
『さぁ、お前らはどこまで生き残る?』
新しいおもちゃでも見つけたような言い方。 背筋が凍る
だって、そのおもちゃは私たちなんでしょ?
ここに来てもう何時間たった?ドッキリにしては長すぎる。 信じるしかないのかもしれない
そして、このセリフで生と死をかけたゲームということが分かる…分かってしまった……
この事態を信じてしまった私にとってこのセリフは重く、受け止めきれなかった
みんなも察したのか、表情が硬くなってるように見える
『あっそうそう布団も用意してるしーご飯も用意するしーお風呂もトイレもあるよ!』
重い空気を作った張本人がこの空気を壊してきた
『でも、、みんなの言ってるでんき?ってやつはないよ』
まるで電気を知らないような口ぶり、謎がどんどん増えてく
ci「えー電気ない生活とかしたことないんやけど()」
『んじゃもう用ないからまたあした〜早く寝るんだよー』__プツ
そんなこんなであれから多分1時間ぐらい経った
何もしないのは時間が勿体ないので私たちは寝室を探したり、風呂とトイレの位置を確認したりしていた
てか替えの服ないからお風呂入れないやないか
まだ屋敷を探索したかったが、頭と体力の限界が来てしまった。しゃおさんは元気そうだが…私を含めた他3人がほぼ死にかけである
sha「おいおいこんなんでへばってたらここから出られへんよ〜」
ci「まだ、やりたいこと沢山あるけど…」
syp「俺はここを調べとくんで、他は3人で頑張ってください」
ci「そのままサボる気やろ!!ずるいぞ!!」
em「私、お腹がすいて来ちゃいました」
sha「あー俺も〜やっぱ休憩するか?」
ci「せやな!休もう!!」
em「私料理できるので、作りますよ」
ci「やったー♪じゃーキッチンに…あ、 場所覚えてない…」
sha「おまッ…何してんや!!はーつっかえねー」
em「しゃおさん言い方強い…」
syp「流石に今から探す力はないっす」
ci「ほんまにごめんなさいぃ…」
『だいじょーーぶ!!俺が用意するよ!!』
大丈夫じゃない。非常ーにまずい…なんか…うん。君料理下手そうじゃん((
『皆俺を疑ってる様だけどやれば出来る男だからね!そんじゃいくよーそれ!』
すると自分の足元から物音がして、反射的に下を見る
なんと!とても美味しそうな和食があるではありませんか!!食べたい!!
sha「嘘やろ…」
『どーだ!ドヤァさあさあ召し上がれ!』
じゃー遠慮なく
私は床に座り込み箸を持つ
ci「いやまてまてまてまて!!もっと警戒心をもて!!」
あら、怒られてしまいました。でも私 空腹には勝てませんので
sha「箸を置けッッ!!」
ci「えみさん絶対3秒ルールとか言って30秒たったやつでも食べるやろ」
syp「虫も食べるタイプやな」
めっちゃ言うじゃん()ただ、虫は食べれます
em「セミとか美味しいですよ」
sha「え?wwwえみさん虫食ったことあんのwwww」
何故かすごく笑われる ムス
『ちょっと!俺の作ったご飯を虫と同レベルであつかうのやめてよ!』
ci「ちょっと今いい所だから黙ってて」
『ひどい´・ω・`』
『でも食べないと体持たないよー』
その通り。ここは食べるが正解
em「冷めちゃいますよ」
sha「うーん…明日のためにも食べといた方がええよな…」
『残さず食べてね☆んじゃばいばい ノシ』
__プツ
ci「しゃーない、、食べるかぁ」
syp「本当に食べるんですか?」
sha「流れ的に なぁ、」
syp「………やめといた方がいいです」
まるで何かを伝えたいような眼差し。真剣な表情。
ci「じゃあ…頑張ってキッチン探す?」
syp「それは俺がきついっす………っ食べよう。なにか起きたらそんときに考えればええ」
sha「その通り!」
em「では、もう食べてもいいですか?」
syp「待たせてごめんなさい。食いましょ」
ci「それじゃー」
「「「「いただきます」」」」
ご飯も食べ終わり、洗面所に向かうと歯ブラシが置いてあった。遠慮なく使わせていただきます。
布団に座る。…………自分は本当に誘拐されているのか……?にしては贅沢をしている。このままこの生活が続くことはないと思うが、敵の思う壷にハマってる感がすごい
てか、仲良くなった方がゲームが楽しくなるとか言ってたよな?結構仲良くなっちゃったよ?仲良くしない方がいいのでは…それは私が辛い!もっと仲良くなりたい!いやでも…「……みさん………さん」
sha「え み さ ん!!おーい!」
em「ビクッ!!びッッくりした…はぁバクバク」
ci「悩み事ですか?まぁ、この状況で悩まない方がおかしいよなw」
私の性格上、人と仲良くしないという事は出来ないので悩んでも仕方ない。
em「いえ、なんでもないですよ。それより私に聞きたいことがあったのでは?」
sha「そんな大したことじゃないんやけど……… 寝れなくね?」
確かに
ci「それな!時間見たけどまだ昼の4時なんよ」
sha「え?!!さっき見た時6時やったけど」
ci「え〜ー!なんでや!!」
em「こわ…」
まるで時空が歪んでいるような…
普段生活していたら考えることの無い事が浮かんでくる。今考えてもぜったいに分からない。それより、、
なぜあなた達はスマホを持っているんですか??!!!日本で発売されたばかりですよ?持ってて当たり前みたいな雰囲気でお兄さん混乱してるよ!!
em「皆さん、最近スマホ発売されたのによく持ってますね」
ci「え?最近新作発売されてたっけ?僕ちょっと記憶が曖昧で、、」
sha「あーあれじゃない?iPhone20」
ci「iPhone20??!!僕が知ってるのiPhone14なんやけど!!」
em「そんな2桁までいっちゃってるんや」
……………
sha「お前ら、、今何年や?」
em「2008年」
ci「2023年」
sha「2051年」
………
こんなことあるんですね
もうワケわかんねー
1周まわって冷静になれる
ci「時空歪んでんなこれ」
sha「絶対意味ないけど『あいつ』に聞いてみるか」
em「明日やることが決まりましたね」
こうして私たちは軽い現実逃避のために寝た。
ちなみに焼火(syp)さんはスマホの話をする前から寝てました。その睡眠意欲凄いです
とりあえず私は今の平和(?)な時間を大切にしたいと思います
ここまで読んでくださいありがとうごさいます。
今回は結構日常的(?)ですね
これからおもろくするので今は我慢してください
初めて いいね がついて死ぬほど嬉しいです。ありがとうございます
自己満で始めたこの小説ですが、誰かに見てもらうってこんなに嬉しいことなんですね 癖になりそうです((なりました
頑張って駄作で終わらないようにするので、これからもよろしくお願いします。
誤字ってたら教えて欲しいです🙇♀️
追記 :ストーリーに矛盾が生まれるミスをしちゃったのでちょい変更しました