『うぁ…!?』
『や…やだぁ…こわぃ…』
「ッ………すいちゃん…みこしか居ないよ?
誰も痛いことしないから…ね?」
嘘をまた重ねた、あたしはみこちじゃない…
………
『ん…』
すいちゃんが泣きながら手をばっと広げた
ハグをして欲しいようだ。
「ん…よしよし…怖いくないにぇ?」
上手く…真似…出来てるかな…
すいちゃんの昔と変わらないさらさらとした髪を撫でる
『んぅ…み…こちぃ…』
撫でていたら寝息が聞こえてきた
寝ちゃったなぁ…
あーあ…本当…幸せだ!!!
今までずーっと!すいちゃんに愛して貰えないと思ってたけど
襲われてくれたおかげで、あたしだけがすいちゃんを独り占め出来る!
みこちはすいちゃんを見てると精神的なダメージを受けちゃうからってしばらくは休んでるし!
今を楽しむしかない!
「あはwあっははw」
狂気的な笑いが部屋に響く
すいちゃんの目から涙が出ていたような
そんな気がした
「すいちゃん♡…一緒に逝こうね?」
彗星は夢の中。
「…ぇ…?う…嘘…?」
みこがすいちゃんを見ていると悲しくなっちゃって
精神がちょっと病んじゃったから
すいちゃんのことをぽうぽうに任せてたんだけど…
ぽうぽうとすいちゃんが…心中してた…
………ずるいにぇ…ぽうぽう
いつも…いっも!ぽうぽうは良いところだけを持っていく…!!!
みこが…すいちゃんが壊れるより前に
すいちゃんが好きって言えたら…
………もういいよね?
ホロライブ所属のさくらみこが
自室で首を吊っていたと発覚した
既に亡くなってしまったようだ。
それから〜
ポルカ氏と心中をしたと思われた星街すいせいが生存していた。
『………』
『やっと…夢から覚めたのに… 』
『すいちゃんも好きだったよ』
『みこち…』
みこちの遺書をクシャッと握り締めた
『ばかち…本当…ばか…』
道化師は………
報われないかぁ…
なんで…幽霊になっちゃうかなぁ…w
このすいちゃんを見続けるなんて…
酷いよ…神様w
まぁ…守るけど…w
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虚しい物語、