テラーノベル
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本当は
もっと幸せになれると思ってた
誰かと喋って
ご飯を食べて
誰かと外へお出かけして…
でも…そんな上手くは行かなかった
きっと…
ヒスイ「神様は昔から…私のことが嫌いなのね…」
mb「ヒスイ様…D班の方で問題が…」
ヒスイ「……説明を」
mb「……wrwr国幹部…」
ヒスイ「…そう……」
mb「どうしますか?私が(((」
ヒスイ「私が行くわ…ザッ」
mb「?!」
mb「おやめくださいッ!貴方様はこちらでッ((((」
mb「ビクッ!」
ヒスイ「ニコ…」
ヒスイ「ここは貴方に任せるわ…スッ…」
彼女は羽織っていた正義の象徴を私に被せた
優しい瞳が覗き込んで
まるで大丈夫というように…
ヒスイ「宜しくね…w」
mb「ッ…!バッ!」
ヒスイ「フフッ…w」
笑う彼女は女神のように美しかった
最後の記憶はそれだけ
mb「ドロッ…」
そこからは何も覚えていない…
pk「取り敢えず…今のとここっちが押してるから作戦通りね…あと~~~~」
ルネ「……ぴくとさん…大変そうだわ…」
rd「そりゃね~、一国の総統だしね~」
ルネ「けど…何だかいつもと違うわ…」
rd「……きっとぴくとも守りたいものがあるんじゃない?スタスタ」
ルネ「?どうして分かるの」
rd「ん~?男の勘って奴~♪」
kyo『お前そんなキャラちゃうやろ』
rd「ねえ、たまにはかっこいいとこ彼女に言わさせてくんない??????」
kyo『いやだって事実やもん』
ルネ「フフッ…w」
ルネ「どんならだ桾でも私は大好きだよニコ」
kyo『お前には勿体なさすぎる彼女やわ』
rd「ブチッ!」
rd「ルネ~♡」
シュッ!
pk「ルネにお触り厳禁だからスラスラ…」
rd「彼氏なのにぃ゙?!」
ルネ「そ、そうですよ~!」
pk「俺はまだ認めてないからねニコ」
rd「この前認めてくれたのはどーしたんだよ(・ら・)」
tn「……」
足元は人の死体が転がっていた
数人じゃない
何千人何万人と
自分の軍兵だけでなく敵国の軍兵もだ
中には大切なものを握りしめて息を引き取ったやつもいる
tn「……すまんな…ボソ…」
ずっと思ってる
争いごとのない世界が来てほしいって
そんな日がくればきっと…
ヒスイ「……」
tn「……スッ…」
ヒスイ「100人近く居た兵士達を1人でやるなんて…成長したわね…ニコ」
tn「俺はッ…こんな成長の仕方なんて望んでない…」
ヒスイ「ええ…知ってるわ…」
tn「アンタやってッ…こんなこと望んでないはずやッ…」
ヒスイ「…確かに…多くの人々が命を落とすことを望んでいるわけではないわ…」
ヒスイ「けど…私は彼に奪われた…彼の父親からも…グッ…」
tn「ッ…」
ヒスイ「大切だった…宝物を…ザッザッ…」
ヒスイ「きっと貴方には分からないわよねニコ」
ヒスイ「意味もわからず…生き延びて…大切なものだけが奪われる人間の気持ちなんて…ブオンッ!」
tn「確かにッ…アンタの憎悪は計り知れへんしッ…きっと人が他人の憎悪を分かることなんてできへんッ…」
tn「でもッ!それでもッ…」
ヒスイ「……できないのよ…ボソ」
ヒスイ「其の弐…盆東風ブワッ!」
tn「タンッ!」
ヒスイ「私が初めてwrwr国来たときのこと覚えてる?」
ヒスイ「あのとき…貴方と久しぶりに稽古ができてとっても楽しかったわぁ…」
tn「ググッ…!」
tn「”人々を脅かす者には罰をッ…”」
tn「”粛清ッッッ!!!!”ガンッ!」
ヒスイ「……強くなっていく貴方を見て…何だか自分も嬉しくなったの…パキッ…」
ヒスイ「ブンッ!」
ヒスイ「そうやって…暮らしている間は私はまだ人なんだって感じれて…バキッ!」
tn「カハッ?!」
tn「ゴンッ!」
ヒスイ「誰かと久しぶりにチェスをするのも…」
ヒスイ「凄く凄く…」
tn「んぐッ…!」
ヒスイ「ドンッ!」
tn「ぅ゙あぁ゙ぁ゙ぁ゙あッ!」
折られた腕に更に負荷をかけられ痛みが増す
ヒスイ「反吐が出る…」
ヒスイ「本当はそんなこと思ってはいけないのに…ググッ…」
ヒスイ「これ以上…私は幸せになってはいけないのに…」
ヒスイ「いつも貴方はッ…」
悲しそうに彼女は泣いていた
手に持った扇子を俺の首において
大きく振り上げた
ヒスイ「ッッ!!キラン…」
でもごめん…師匠…
俺さ…まだやっぱり…
「ブオンッッッッ!!!」
ヒスイ「ッ!!」
ヒスイ「タッ!」
ヒスイ「一体何がッ…トントンが神力をッ…?」
ヒスイ「いえッ…でもッ…あの炎はッ…」
「……ふぅ゙…危なっかしいなぁ…若造」
「後数秒遅れていたら首がおさらばしていた…w」
「まあ…間に合ったから良しとするか…クル」
何処か聞いたことのある声
ヒスイ「どうッ…してッ…ズリッ…」
一方後ろへ後ずさると
目の前にいる”彼女”は一歩前へ出る
「久しいなぁ…翡翠…叔母はまだ覚えているか…?ニコ」
苦笑いするような口元が薄っすらと見えた
赤と燈色の炎が遮ってよく見えない
ヒスイ「あッ、あのお方はあの屋敷でッ…燃えてッ…」
言葉にならないほどの衝撃に
相手はお構いなしに淡々と喋る
「随分と変わったなぁ…と…お前に会うときはそう言いたかったが…」
荒れた戦地を見渡して
目が見えなくとも悲しそうなのが分かる
「結果、今も昔も何も変わらないのか…争いは絶えない…ザッザッ」
「私は…せめてまたお前と会うときは…血の流れることのない花畑出会えたらと思っていたのに…」
ずっと飛び回っていた炎鳥がついに高く高く空中へ大きく飛んだ
そして”トントンの形”をしたあの方がいた
ヒスイ「ッッ!!!!」
そこには遠い昔に見た忘れることのない瞳
炎のような燈色と赤色が混ざった闇を燃やす瞳…
「争いごとは私も嫌いだ…だから降参願えないか?ニコ」
憂炎「フフッ…wチリン…」
開くはずのはなかった棺から再び死者現れる___
NEXT→逃 げ た い だ け
🔷ぷちめも🔮
蛟の一族。とある村の者と一族以外は知らない。
村の周辺ではよく妖という人なざる生物が湧いていた。
それを抑えるために”神に嫁ぐ”というていで
神の間に蛟の一族の女達が落とされていった
また、神はその一族の女達を愛し神の力を与えていたらしい
その力とは…?
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コメント
1件
たのしみすぎる