お話を始める前に
『バトンパス』
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#旧メメントリ 一位
#新メメントリ 二位
#メメントリ 三位
ありがとうございます
これからも皆様の期待に答えられるように精進していきますのでこれからもよろしくお願いします
つきのside
広がる田んぼに連なる山。わかりやすい田舎
そこに俺はごんざと遊びに来ていた
つき「いや〜のどかな田舎っていいっすねぇ〜!大量の書類からも逃げ切れた気分だ!な?ごんざ!」
ごん「まじごめんって…」
皮肉も込めてごんざに笑顔で問うと、心当たりがあるようで謝ってきた
別にごんざに言ったつもりはなかったんだけどな!
今日俺等は有給の消化に来ていた
国を支える人材といえど俺達だって人間
適度な休みが必要
今日ははるさんが許可してくれたから、隣の国まで足を伸ばしてみた
つき「いよぉっし!なにする?俺は動きたいな」
ごん「あ〜じゃああの山まで競争とか?」
そういったごんざの指差す先には山岳と言っていいほどの山
いつもなら断っていたが、ストレスも相まってハイテンションな俺は
つき「いいぞ!じゃ、よーいスタート!」
そう言ってさっさと走り出してしまった
後ろから慌てた声と連なる足音
高らかな笑い声が青い空に吸い込まれていった
薄暗い森の中
俺とごんざは絶賛迷子中だった
ごん「うぇ〜‥ここどこだよ…」
げんなりした様子でそう言うごんざ
原因の身としては早くこの危機を脱したい所だが
日も落ちてきた、これ以上の探索は危険とも思える
今日は野宿を覚悟するかと思っていると
??「うわわッッ!やばやばッッ!!!!」
??「きゅ、きゅーちゃん!!魔法、魔法!」
ガサガサと不意に上から音がした
慌てて上を向くと、眼の前に広がるピンク色
やばいぶつかると衝撃に備え、目をつむり受け身を取る
ドサリという音とごんざと知らない人の叫び声が聞こえる
可哀想にと思いつつ、いつまで経っても来ない衝撃に違和感を覚える
おそるおそる目を開けるとぷわぷわと浮いたピンクと黒のグラデーションの髪の人
柔らかいピンクのオーバーシャツの服装も相まって中性的な人、という印象を受けた
ステッキを持っていてそのさきから淡い桃色の光が流れ出し、その人にまとわりついていた
ほっと胸を撫で下ろしたかと思えばすぐに焦った顔で
??「ぅわわッ!そーちゃんごめん!僕にしか掛けれてなかった!」
??「いてて…大丈夫っすよ…」
ごん「俺は、大丈夫…じゃねぇ…です」
灰色の恐竜の被り物が特徴的な人がごんざが居たところに倒れている
その下から、苦しそうなうめき声
すごく慌てた様子でピンク色の人が杖を振り灰色の人を浮かす
すると、ピンクの人を包んでいた光がふっと消え
??「へ?」
そう言うと同時に僕の真上に落ちてきた
急いでキャッチすると、俺の目が桃色のきれいな瞳とぱちりとあう
まるまるとした瞳、呆然といった表情で数秒遅れてから
わたわたと効果音がつきそうなほど焦りだす
??「あ”ー!一人しか浮かせられないの忘れてた!!」
そう言ってそそくさと降りて、杖を振る
??「待って待ってきゅーちゃんどうやって下ろすつもり!?このままは危ないってちょっとぉ!?」
??「か、解除!!」
ドスンと鈍い音を立てて落ち葉の山に頭から落ちた
うまいこと落ち葉が集まった山の上だったので怪我はしていないだろうが
足だけ飛び出していて、なんとも間抜けな姿
??「わわ!そーちゃんごめん!」
そう言って足を掴んで落ち葉の山から引っ張り出す
なんだか慌ただしい人たちだと思ってしまった
ごん「あえっと…すみませんどちら様で‥?」
??「え?あぁ!ごめんなさい、えっと僕は…」
れい「麗だよ!好きなように呼んでね」
そう「僕は想っす、灰塚想。よろしくっす」
雑談の方でも言ったんですけど
たくぱんさんの新曲聞きました?
俺これが言いたいが為に急ごしらえで完成させて投稿してるんですけど
とりあえず尊かったのでいますぐ見て高評価を押してきてください
今すぐ!!!!レツゴー!!!!
次回「D国で」
コメント
4件
続きが楽しみすぎるぅぅッ⤴! ってか、#全て上位ラン凄すぎません!?まぁ、物語神ですからねぇ🫶💞 続きも楽しみにしです!!
はい好き 🫶️💗 小説が好き過ぎる 。なんて言うか進め方も使う言葉が全部格上 。 旧メメ 1 、 新 メメ 2 、 メメ 3 なんて凄すぎませんか ‼️ 😳 たくぱん 彡 の歌声は超綺麗 。 次も楽しみにしてます !!