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暗い部屋。
巨大な円形のテーブル。
そこに数人の影が座っている。
壁には黒い紋章。
エクリプスのマーク。
その中央。
ルナ・ヴァイスが立っている。
「失敗か?」
低い声が響く。
重たい圧力。
重力能力者。
ヴァルク。
ルナが静かに答える。
「違う」
「確認」
別の席から声。
女性。
長い紫の髪。
ミラ。
「始祖の血は?」
ルナは小さく笑う。
「確定」
部屋の空気が変わる。
別の席。
影の中の男。
カイル。
「なら次は奪うだけ」
その時。
部屋の奥。
暗闇の玉座。
そこから声がする。
「急ぐな」
全員が静かになる。
エクリプスのボス。
「始祖の血は」
「覚醒させてから奪う」
ルナが少し驚く。
「覚醒?」
ボスが言う。
「未完成の力では意味がない」
そして。
ゆっくり言う。
「大会を利用する」
ルナが笑う。
「なるほど」
「決勝」
ボスが静かに言う。
「その時だ」