※この物語はフィクションです。
実在の人物及び団体などとは一切関係ありません。
〈Case 5@運命共同体!?〉
「よろしく、僕のワトソン」
自信に満ちた笑顔を向けられ、頬が引きつるのを感じた。
そして俺は、食べ物の脂で光る調の手を叩き落とす。パシン、なかなかイイ音がした。
「誰がワトソンだ!」
痛い、と調は大袈裟に手をさすり、俺に恨みがましい目を向けた。
小さい子供のように唇を尖らせてブーイングを上げる。
「なんで! ホームズといえばワトソンでしょ。そしてワトソンは医者だった」
「俺は薬学部だ」
「大丈夫、大丈夫。医者と薬剤師なんて親戚みたいなものだよ。心配しないで」
「俺はお前の頭が心配だ」
「心配してくれてありがとう。優しいね。でもよく言われるから大丈夫だよ」
俺の溜め息も右から左へ聞き流され、調の思考はどんどん斜め上へと滑っていく。
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