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コメント
1件
うわっ…第5話、めっちゃ重くてエモかった…😭💦 「不死身の兵士」の正体が日本自身だったの、マジで鳥肌立ったよ…! 「死ぬことすら許されず」って概念の化身ゆえの壮絶さ、にゃぽんだけが気づいてる切なさもズルすぎる…。 こんな過去背負ってるのに今の弱々しい日本のおじいちゃんギャップで泣ける🥺 次話も絶対読む!!🌸
#日本
みんみんぜみ^^@カンヒュ民
379
185
#枢軸国
あさぎいろ
231
4連続
この世の全てに関係はございません
誤字脱字有り
戦争の話題が出ます お気をつけください
これらが見れる人だけ 通ってよし
アメリカとの会話を終え、日本がにゃぽんに連れられてパーティー会場の隅にあるソファー席に戻ってきた時のことだった
超絶人見知りの日本は、完全に気配を消して小さく縮こまり、再び日本酒を静かにあおっていた。
そこへ、少し離れた席にいる他国たちの話し声が、ざわざわと風に乗って聞こえてきた。戦時中の「日帝」に関する、ある奇妙な噂話だった。
モブ「……そういえばさ、あの対戦の時、前線で奇妙な噂があったのを知ってるか?」
一人の国が、声を潜めて仲間に話し始める。
モブ「日帝じゃない誰か……ていうか、旭日旗を模したやつが戦場にいたんだよな。どんだけ致命的な傷を与えても、数日で完全に回復しちまってさ。銃で撃ち抜かれようが、爆風に巻き込まれようが、何事もなかったかのようにまた前線に現れるんだ。当時は『不死身の兵士』なんて言われて、めちゃくちゃ恐れられてたらしいぜ」
モブ「旭日旗……? でも、当時の日帝って、陸軍・海軍・空軍の3人に分かれてただろ? そのうちの誰か、あるいは全員が交代で前線に出てたんじゃないのか?」
モブ「まあ、普通に考えりゃ日帝のどれかなんだろうけどよ。結局、あいつら3人のうちの誰がその『不死身の兵士』だったのかは、今でも分かってないらしいんだ」
そんな噂話に、周囲の国々が「へえ、不気味な話だな」と身震いする。
その会話を、日本はグラスを握ったまま、前髪の隙間から光のない左目でじっと見つめて聞いていた。にゃぽんもまた、少し複雑そうな顔でその噂に耳を傾けている。
噂をしている国々の一人が、ふと思い出したように言った。
モブ「そういえば、その不死身の兵士が前線で暴れ回っていた時、日帝の生みの親である日本さんは、ずっと奥の部屋に引きこもって療養していたらしいな」
モブ「へえ、そうなのか?」
モブ「ああ。あまりの国難に寝込んでいたのか、誰が部屋を見に行っても、日本さんはその時お部屋にいなかったそうだよ。まあ、体が弱かったんだろうな」
モブ「なんだ、じゃあその噂には関係ないか」
勝手に納得して、笑いながら別の話題へと移っていく国々。
――日本さんはその時、お部屋にいなかった。
🇯🇵「……ぷはっ」
日本は静かに日本酒を飲み干すと、ふぅ、とタバコの煙を天井に向けて吐き出した。
薬も効かない。けれど、どんな激痛にも慣れている。
2700年、この国の歴史と概念をすべて背負ってきた化身。
自分の大切な子供たち(陸・海・空の日帝たち)が、戦争という狂気の最前線で傷つき、これ以上ボロボロになる姿を、あの「引くほど真面目」で「一人よがり」な親が、ただ部屋で見ていられるはずがなかった。
子供たちに内緒で部屋を抜け出し、自ら旭日旗を顔に模して、代わりに戦場へ赴いていたのは誰だったのか。
どれだけ肉体をハッキングされ、引き裂かれようとも、概念の化身ゆえに「死ぬことすら許されず」、数日で強制的に肉体を再生させて再び戦場に立っていた不死身の兵士の正体は――。
🐱「……おじいちゃん」
にゃぽんが、沈黙に耐えかねたように、小さな声で日本を呼んだ。にゃぽんだけは、すべてを察しているような、切ない目をしている。
🇯🇵「なんですか、にゃぽん」
いつも通りの、怯えたような、けれどどこか酷く静かな敬語で返事をした。
🐱「……ううん、なんでもない。お酒、もう一本持ってくるね」
🇯🇵「ありがとうございます。やはり、大真面目に飲むお酒は美味しいですね」
日本は小さく微笑み、空になった一升瓶を見つめた。
誰に知られることもなく、すべての痛みを一人で引き受け、子供たちを守ろうとした過去。その壮絶な真面目さを胸に秘めたまま、古き化身は、現代の煙の中にその横顔を隠すのだった。