テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
❤️宮舘視点
そういえば最近少し変な感じがする
一言で言うと、翔太が優しい。
いや、もともと優しいけど、
まっすぐ優しいというよりはちょっと捻くれてる優しさ、というか…
とにかく、いつもに増してかっこよく見えるから困ってるんだけど…
そんなことを考えながら、
俺はなんとなくソファに腰掛けたまま、
テーブルの上の台本をぼんやり眺めていた。
つい数日前に言った言葉。
「100%まであげたいかな」
…我ながら、ずいぶん大胆なことを言ったと思う。
しかも、相手は翔太
メンバーで、幼馴染で、
前ならきっと一番バレたくなかった相手。
なのに、
「……っ」
思い出して、思わず小さく息が漏れる。
あんな、あたかも俺のこと意識してますみたいな反応見せられて、
翔太が欲しくてたまらなくなった
💙「舘さん」
ふと、声がして顔を上げると
そこには、ペットボトルを持った翔太が。
❤️「…ん?」
差し出されたのは、俺の好きなジュース。
❤️「……え?」
思わず翔太の顔を見る。
💙「昨日、飲みたいって言ってたろ」
ぶっきらぼうな声。
だけど、ちゃんと覚えていたらしい。
❤️「……」
少しだけ胸が苦しくなる。
ほら、なにこの自然な優しさ、
💙「はい」
ペットボトルを押しつけるように渡される。
ずるい、 そんなん期待しちゃうから、
そんな優しいこと俺以外しないでほしい
なんて思っちゃう、
どんどん翔太を 独占したくなる、
そんなことがあった数日後
音楽番組の時も
💙「舘さん」
呼ばれて振り向くと、
翔太がすぐ後ろに立っていた。
❤️「ん?」
💙「そこ」
❤️「?」
💙「髪」
そう言って 俺の髪に手を伸ばす。
一瞬、びくっと体が固まった。
💙「なんかついてる」
そう言いながら、
翔太は俺の髪についたごみをつまむ。
❤️「……」
指先が ほんの少しだけ顔に触れる。
💙「ん、取れた」
❤️「……ありがと、」
💙「なに?笑」
❤️「いや 翔太最近優しくない??」
💙「は、?」
❤️「もともと優しかったけど、なんて言うか棘が抜けたっていうか、、」
💙「…っ」
❤️「それ、心臓に悪い」
💙「、、まじ?無自覚だわ、//」
そういう翔太の顔がちょっと赤らんでる気がして出番の前なのにドキドキが止まらなかった、
❤️「……」
💙「たまたまじゃない?」
ぶっきらぼうに言って、
翔太はすぐ隣のソファに座る。
本当に、ずるい。
こういうことを、
何でもない顔でやるから。
また胸の奥が少しだけ騒がしくなる。
そんなことしないで、
本当に期待しちゃうじゃん、
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!