藤原side
今日明日はオフやから、泊まりで謙杜のところへ行こうと準備をしていた時、着信音が鳴った。
あぁ、大橋か。
丈「もしもし、大橋?どうしt」
和「丈くーん!!!!!!!」
丈「うるさいわ、え、何」
和「丈!!謙杜がっ!!!!!」
丈「はっ!?謙杜がなんやっ!!」
和「手!手!!手を!」
丈「落ち着け、!!何、謙杜がなに、いまどこいるん」
和「今、病院いて、ずっと、謙杜の手、握ってて、それで、それで今、はぁ、はぁ、」
丈「うん?」
和「てを、にぎりかえして、くれた」
丈「……………え、? それ、、本当か?」
和「気のせいちゃうっ!ほんまに、ぎゅって、」
丈「今行くところや!!みんな呼んでや!10時まではみんなオフやからっ」
和「わかった、!」
はぁ、はぁ
謙杜が、?
え……………?
ほんまよね?
夢やないよな?
とにかく走って、病院へ行った。
「大橋!」
和「丈くん!」
丈「恭平もう来てたんか」
恭「はい」
和「これって、、看護師さんとかには言った方がええん…?」
丈「言ってへんの?一応、、言うやろ」
和「わかった!」
恭「…またなにわ男子7人で活動できますよね?」
丈「あぁ、できる」
恭「根拠は…」
丈「謙杜俺に行っててん。『7人で絶対デビューしましょうね!絶対やでっ!?』って」
なにわ男子結成してから、謙杜にふと言われたことがあった。
『僕なにわ男子のみんなめっちゃ好きなんですよね』
『え急になんや笑うん、俺も好きやで?』
『人生変わったっいうか。この人達なら信じてもいいよねって言う、みっちーには本当に感謝ですし笑』
『うん、せやなぁ。俺も、なにわ男子が最後のチャンスやし、ずっとこのグループにいたいって思える』
『7人で絶対デビューしましょうね!絶対やでっ!?』
『うん、絶対しよなっ!』
『はいっ!えへっ』
丈「やから、こいつは俺らを置いて死んだりせん。デビューするって言った。信じようや」
恭「そっか…そうですよね、デビューするまで死なせんわ!」
丈「デビューしたとしても死んだらあかんで笑」
恭「はい笑」
和「呼んできたでぇ!」
丈「あ、看護師さん、」
「様子を見るため少しだけ部屋の外で待っていただいてよろしいでしょうか」
丈「はい、謙杜をお願いします」
「ありがとうございます、もちろんです」
丈「行こう」
恭平にはあんなにポジティブなこと言ったし、今やって何も心配ないって顔してるけど、実はすごい怖いし、不安や。
謙杜がいなくなったらほんまにどうしよう。
最年長としてこうなる前に気づくことが出来なかった後悔。
一生背負っていくと思う。
でも、今は、信じることしかできん。
やから、、俺は信じる。
そう、約束した。
大吾と。
そして、謙杜と…。
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けんとぉぉぉ!