何気ない一言で嬉しいなぁと思ってしまう時って
誰にでもあると思うんです。
家族でも友達でも、それが他人でも。
言葉には意味があるから存在し続けるのだと
私は思います。
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佐倉 藍。(さくらあおい)
彼は私の幼馴染。
ずっと私の隣に居てくれて信用出来る相手。
幼馴染なのに、距離感しかなくて困ってます。
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渋谷「藍ー!」
佐倉「ん?」
渋谷「今度の試合応援、立花も来るのか?」
佐倉「何で、立花??」
渋谷「お前ら、幼馴染なのにお互いに拒否ってね?」
佐倉「んー、そうか??」
渋谷「藍はモテるもんなぁ」
佐倉「そんな事ねーよ??」
渋谷「それに比べて立花は暗いしなぁ。」
佐倉「立花には立花の考えがあるんだよ、きっと」
渋谷「相変わらずの、優男だな」
佐倉「……。」
渋谷「幼馴染なのに、遊んだりしねーの??」
佐倉「んー、別にしないけど。」
渋谷「そこは冷たいんだ!?」
佐倉「何して遊ぶの??この歳になると分からない」
渋谷「確かに、今時の女子高生は分からないな」
佐倉「渋谷とかと遊んでた方が俺はいいかな」
渋谷「いい事言ってくれんじゃん、ありがとな」
佐倉「おう。」
佐倉くんは学校の成績トップクラスの人気者だった。
だから私は幼馴染だけど彼と話す事はほぼ無かった。
続く
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