テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※平和な🦍🍆
※ノット センシティブ
※早く春来ないですかね
※シェア🆖
※ご本人様無関係
※作者の妄想ネタです
🦍🍆前の話が切なかったから、今回は
ほのぼのしてます。
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「ぼんさん、デートいきましょう」
「ぇえ…」
ほらほら!とベッドでゴロゴロしている俺の腕を引っ張り 強制的に起こされる
デートに行こう!とドズルさんに言われたけど、 どこに行くきなんだろうか…遠くに行くって言っても、もう、13時を回ってるし…
「ドズルさ〜ん、どこに行くの?デートって」
洗面所でヒゲを整えるドズルさんに尋ねると 「ノープランです!」と返ってきた。
「…ぇえ、ノープランって…」
「まぁまぁ、良いじゃないですか!たまには、ね!」
たまに…じゃないんだけどなぁ〜 こうして突然連れ出されるの…
少し前にも突然『ぼんさん!山にいきましょう』とか言われて
明け方、日が昇る前に起こされて…予約してたのか呼んだのか分かんねぇけどタクシーに乗せられて山を見に行かされたなぁ…
さすがに『登りますか!』とは言われなかったけど
あのノリは…言いかねないノリだったな……
「ぼんさん支度できましたか??」
「んーーー、あとちょっと」
のそのそと着替えて、後は顔を洗ったりするだけ…
はぁ……気乗りしねぇなぁ〜
「ほら、ぼんさん!置いてきますよ〜」
「ちょ、ちょっと…まってよ、ドズルさんっ」
デートしましょって言った割には、俺の事置いて先に行くとか…
なんなんだよ…あの人は…
しかも、登るスピード早いし…ついていくのがやっとなんだけど
「もう〜、外に出ないからそんなに体力落ちるんですよ!!」
「あのねぇ、ドズルさんの登るペースに合わせてたら俺死んじゃうからっ!!」
「全く、ジムですね!ジム!!週2でジム行きましょう!!」
助けに来たかと思ったら
会話が全く噛み合わないまま、言いたい事だけ言って小走りで向こうに行ったぞ?!
「ねぇ!人の話聞いてんのぉおお!!」
走っていくドズルさんの背中に向かって叫ぶけど
聞こえてないみたいだ…
「俺は何しに来たんだよ……まったく」
重い足取りで、ドズルさんを追う。
しっかし…なんでッ…こんな、急斜面の階段を…はぁ、登らねぇと…ならねぇんだ…よっ…はぁ…はぁ…ッ……
一歩、また一歩としっかり踏みしめて階段を登る
手すりが有るのが唯一の救いだよ…ほんと
「ぼーーーんさーーーん!!早く〜」
「い゛、いまぁ、むかってまーーーーーす」
やっぱ、どう考えても…デートじゃねぇだろ…これ…
「や、や、やっと着いたぁぁ… 」
階段の上までようやくたどり着けて
傍にしゃがみ込む…もお、むり、動けねぇって………明日、筋肉痛確定だよッ……
「ぼんさん、お疲れ様でーす!」
「はい、お疲れさん……って、ドズルさんこれ、デートじゃないじゃん!!!」
「ん?」
「ドズルさんが、デートしようって言うから…」
「ぁあ!デートはこれからですよ」
「…はぁ???」
「さっ!ぼんさん、後少し!!立ち上がってください」
手を引かれてグイッと起き上がる
ドズルさんが言うには、ココからがデートらしい…
なら、さっきまでのは…何だったんだよ…
「ドズルさん、俺もう何も登れないからね」
「ハハハッ、大丈夫ですって!もう、後は歩くだけですから 」
「頼むよ…まじで」
ドズルさんは疑り深いなぁ〜と笑いながら
俺と手を繋いで、俺のペースで歩き出した
(なんだよ…もう、はじめから、こうしてくれてたら…良かったのに)
繋がれた手を眺めてから、ドズルさんに視線を移すとドズルさんと目が合う
「どうしました?ぼんさん」
「え、…ぁあ、始めからこうしてくれてたらなぁって…」
「…これですか?」
繋いだ手を少し持ち上げてドズルさんが聞いてくる
「デートって言うから、俺は始めからこうして歩くかと思ってたの」
「ぁーw、僕も本当は最初から繋ぎたかったですけど、あの階段で手を繋いでたら、ぼんさん絶対!!自分の力では登らないですよね?僕にしがみついて僕が引っ張り上げる…そんな未来が見えたんでwwあえて繋ぎませんでした笑」
「っゔ…」
……た、たしかに…
「で、でも、少しくらいペースは合わせて欲しかったな」
「アハハハハッ、それはそうですね笑」
しばらく二人で歩いていると
ドズルさんが「そろそろなんだけどなぁ」と言いながら辺りを見渡して何かを探しているようだった
「ドズルさん、何探してるの?」
「んーーと、桜並木なんですけど…」
「桜並木??」
「そうなんですよ、この辺の人しかしらない隠れスポットらしくて」
「へ〜そうなんだ」
俺も辺りを見ながら探すけど そんな並木道は一つもなくて
ドズルさんは「あれ〜??」と首を傾げた
「場所、違うとか?」
「いや…ここで合ってますよ。あの階段登った先にあるよ〜ってジョギング仲間が言ってましたし」
「んーーなら、合ってんのかなぁ(てか、なにジョギング仲間って…初めて知ったよそんな仲間居るの)」
「……あ!犬の散歩してる人が居るんで、僕ちょっと聞いてきますね!!」
「え!!あ、ちょっと、ドズルさんっ!!!」
パッと俺の手を離して
散歩してる人に**「すみませーーーーん」**と大声で近づいていくドズルさん。
ぁあ!!そんな大声だしたら………
あ、…ほらぁ、飼い主さんビックリしてるし… ワンチャンもめちゃくちゃドズルさんに威嚇してんじゃん…………
「何やってんだか…まったくもぉ〜」
そんなやり取りをみてから、ふと上を見上げた
「あれ…これって…………」
「ぼんさん、ぼんさん!!聞いてきましたよ〜!!!」
やっちまったな〜!て顔のドズルさんがニコニコしながら帰ってきた
「なんと!僕たちが探してた桜並木」
「ぇえええ!!なんで、ぼんさん知ってるんですか!?!もしかして、聞こえてました??」
「いんや…さっき、上を見上げたら見つけたんだよ…一輪だけ咲いた桜をね」
そう…俺たちがずーーーーっと探していた桜並木は
ずーーーーーっと俺たちが「無い、無い」と探していた
この道のことだった
「いやぁ〜!!来るのが早過ぎましたね!!」
「全くさぁ〜 並木道のことだけ聞いて開花のこと聞いてないとか……まぁ、ドズルさんらしいっちゃ、らしいけどね…」
「いやー、申し訳ない!!」
結局、桜並木デートは開花してからまた来ようって話になり、二人で 来た道を戻る。
どうしてノープランなんて言ったのかと聞くと
「サプライズしたくて」と頬をかきながらドズルさんは照れていた
「この前の山もかなりのサプライズだったけど?」
「あれと、桜は別ですよ!!!」
「あ、そうなの?」
「そうですよ!」
桜は別格に綺麗ですからね!!と念押ししてきた。
「さ、ぼんさん…」
「なに?」
「帰りも頑張りますよ〜ッ!!!」
なにやら準備運動を始めるドズルさん…
何してんだ??この人??
「??」
「えーー、ぼんさん。もう、忘れちゃったんですか…これですよ!こーれ!」
「……ん?…………
忘れてた…
登ってきたんだから…
「下りもこれかよぉおおおおお!!!!!」
「さ!家に帰るまでがデートです!! 」
「もぉおおお、嫌だぁぁあ!!!!」
おわり。
コメント
7件
癒されました(* ´ ` *)ᐝ ほのぼの最高👍
ほのぼの🦍🍆ありがとうございます!🙇✨✨✨心の救済〜〜(*´∀`*)✨✨

#タヒネタ
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