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「綺麗に撮れた…」
私の名前はみり
高校1年生です
「着いた…」
この春から高校生になった
ただでさえ中学の友達も少ないし
マスクもメガネも外せないくらい引っ込み思案なのに
うまくやって行けるかな…
クラスの表示を見に行くと、1人の女の子に声をかけられた。
「何組?」
「Aです…!」
「お、一緒じゃん。教室行こ」
「はい!」
「敬語いいよ?」
「あ、うん…!ありがとう」
「あ、自己紹介まだだった」
「私の名前はうるは。よろしくね」
「みりって言います。よろしくね!」
先生)「入部届を配る。3年間続けられるものをしっかり選ぶこと。」
(入部届か…何部に入ろうかな)
「みりー」
「どうしたの?うるはちゃん」
「お昼一緒に食べよ」
「うん!」
いただきます
「みり可愛い顔してるね」
「え?!そんなことないよ…照」
「顔赤笑 マスク外した方が可愛い」
「小学校のときから外せなくて…」
「そうなんだぁー。もっと自信もっていいと思うけどなー」
「うるはちゃんだけだよそんなこと言ってくれるの泣」
「ていうか部活決めた?」
「それがまだなんだよね…うるはちゃんは?」
「うちはバスケ部かなー 中学のときからやってるの」
「だから背高くてスタイル良いんだ…」
「そんなことないよ笑 中学のときなんか巨人呼ばわりだったけどね笑」
「えぇー最低笑」
「それな笑」
(ほんとに部活どうしよう…)
「じゃあうちバスケ部行くね」
「うん!行ってらっしゃい」
「また明日」
「バイバーイ」
私はとりあえず校内を歩いてみることにした。
色々見たらなんか見学したくなるかもしれないし!
バタッ
「え?!」
「ハァハァ…」
「え、ちょ!大丈夫ですか?!」
目の前には酷く息が切れて過呼吸になっている男の子がいた。
服装からして多分陸上部。
「先生呼ばないと…っ!」
「おつかれさん。ありがとな」
「いえいえ。私は何も」
「俺ちょっとやることあっから少しこいつ頼むわ」
「へっ?!」
ガチャ
先生適当だな…
「んっ…」
「あ、起きましたか…?