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#その他
らみょん
159
紫秋_4aki.
2,014
#呪鬼
アル🧩👾
303
朝。
目覚ましより少し早く目が覚めた。
「……」
昨日は、ちゃんと眠れた気がする。
あの旋律も、起きてしまえば思い出せなかった。
「起きてる?」
布団の向こうから声がする。
「うん。」
「布団干してくる。」
「まだやめて⋯。」
小さく欠伸をして、起き上がる。
窓を開けると、少しだけ涼しい風が入ってきた。
出勤して、今日もデスクのパソコンとにらめっこをする。
いい加減目が疲れてくる。
ブルーライトカットのメガネとか買おうかなぁ。
「レウさーん。」
「なにー?」
「今日も生きてる?」
「なんとか。」
「よかった。」
コンちゃんがけらけら笑う。
「昨日寝れた?」
「普通に寝れたよ。」
「じゃあ安心。」
「そんな心配する?」
「顔。」
「あー……。」
苦笑する。
「最近ちょっと疲れてそうだったし。」
「まぁ、忙しかったからね。」
そう言うと、コンちゃんは「無理しないでね〜。」とだけ言って、自分の席へ戻っていった。
最近は無理しないように頑張ってる⋯はず。
たぶん。
ってか、コンちゃんのほうが無理してるだろ。
溜息を吐いて、パソコンに視線を戻した。
帰り道。
「今日は何食べる?⋯っと。」
メッセージを送る。
少しして返信。
『カレー食べたい』
そういえば、最近作ってなかったっけ。
「了解〜。」
スーパーへ寄る。
玉ねぎ。
じゃがいも。
人参。
肉。
買い物かごが少しずつ重くなっていく。
レジを済ませて店を出ると、空は少し赤くなり始めていた。
「ただいま〜。」
「おかえり。」
ぱたぱたと足音が近付く。
「買ってきた?」
「ちゃんと。」
袋を覗いたらっだぁが嬉しそうに笑う。
「やった。」
「そんなに食べたかった?」
「うん。」
「じゃあ一緒に作ろっか。」
「わかった。」
野菜を切る音。
鍋が煮える音。
静かな部屋に、小さな生活の音だけが響く。
心地よい静けさ。
夜。
食器を洗い終えて、ソファへ座る。
今日は疲れた。
でも、嫌な疲れじゃない。
「美味しかった?」
「美味しかった。」
「それならよかった。」
らっだぁが嬉しそうに笑う。
その笑顔につられて、俺も笑った。
布団へ入る。
「おやすみ〜。」
「おやすみ。」
部屋が暗くなる。
静かだ。
目を閉じる。
眠気がゆっくり近付いてくる。
その時だった。
ふと、
誰かに名前を呼ばれた気がした。
「……レウ、」
「……?」
目を開ける。
隣では、らっだぁが静かに眠っている。
聞き間違い。
そう思って耳を澄ませる。
何も聞こえない。
虫の声も。
風の音も。
何も。
「……疲れてるのかな。」
小さく呟いて、布団をかぶる。
そのまま、ゆっくりと眠りへ落ちていった。
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コメント
2件
レウさん絶対疲れてる…休めー! らっだぁがレウって呼んだのか?でも呼び捨て…元々呼び捨てだったっけ…?読み返してこよう…