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ここは加奈の狭い部屋。
何も無い、殺風景な部屋だ。
そんな部屋で、加奈はとある本を見つけた。
「シンデレラ…?」
それは、一見普通のシンデレラの本だった。
「暇だし、読んでみようかな」
加奈は本を開いて、読み始めた。
「エラ…?え?エラ呼吸?」
加奈が独り言をつぶやくと、突然本が光りだした。
光は加奈の周りを取り巻くと、一瞬で加奈を本の中に吸い込んだ。
「な、何なのー!?」
加奈の声は眩しい光にかき消され、誰にも聞こえなかった。