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テラーノベル(Teller Novel)
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ご本人には関係ありませんのでご注意を!

想像

実況者

愛され(?)



ではご覧下さい
















「好き嫌いはよくありません」










「食べなさい」

「やりなさい」

「ーーさい」

嫌いな食べ物も、



口に入れて



噛んで



喉を通らせたら




いつの間にか皿の上からなくなっていた。


やりたくないことも


嫌でもやっていれば


あとが楽だった。


指示されて


無理やり


喉を通したら


やったら

いつの間にか”いい子”になっていた。



大人になった

指示をする側になった

でも、



食べるのが嫌になった。


何もしたくなくなった


好きな物が分からなくなった



なんで?

俺は



僕は




”いい子”だからわかるはずだよね



きっとそう




だって大人の人が言ってたから




それに従っていればきっと大丈夫だよね





「自由ってなんでしょうか?」







自由?


それってなんなんですか?


あの鳥みたいに空を自分勝手に飛べるでしょうか?

それとも自分勝手に設定を変えれるでしょうか?

それとも自分勝手に好きなものを作って食べれるでしょうか?

それとも、自分勝手に筆にインクを乗せて紙に絵をかけるでしょうか?




自由って、自分勝手なことですか…?





ズキッッ!!

頭部の古傷が痛む





鳥みたいに自分勝手に空を飛ぶ黄色い彼


自分勝手にイタズラしてくるけど機械をいじれる緑色の彼


自分勝手に好きなものを作ってくれる赤い彼


自分勝手に筆にインクを乗せ紙に描く紺色の彼












そして、1番自分勝手な青い彼







自分勝手=自由

なのか?


それは…?一体…?






さて、少年よ











飛べ


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