ご本人には関係ないからね!
「あー、」
届かない空見上げ手を伸ばす
まるでアニメの主人公みたいだなぁなーんて、
「お坊ちゃま」
「…何?」
「そろそろ中に入らないとお母様に怒られますよ。」
「…分かった、ありがとう。」
気持ちがこもっていない感謝をし、御屋敷に帰る
「らだ男今回のテストは?」
「…100点です」
「そう、それでいいのよ」
「あなたは一生”私に支配されるおもちゃなんだから”」
おもちゃ
俺と、母さんの関係って、
意思のないお人形と、それで遊んでる人みたいだな
まぁ…そんなもんか
「…」ボコッ
「ッゲホッゲホッ」
肺ら辺を殴られ呼吸が軽くできなくなる
なんで殴られたのだろうか?
「な、んで?」
「…」スタスタスタ
「…はぁ、?」
「おい」
「ッ、父さ、ん」
「今日は上司に叱られて機嫌が悪いんだ」
「だ、だから?」
「こういうことだ」ボコッ
「う”ッ…ゲホッ」
ストレス発散ってことだろうか…?
次はサンドバッグかよ…
「や、やめて…」
「口答えするな」ボコッボコッ
「うッぁ…?」
目の前が暗くなる
暗転
「ん…ぅッ」
起きた途端強い吐き気がする
急いでゴミ箱でも取ろうとするが間に合わず
「うげぇッッぅぅッゲホッゲホッ」
目の前に広がる吐瀉物
「はぁッはぁッ…」
「ど、…しよ」
ガタッッ
「ッ!?」
「誰ッ!?」
「ァ…ァ…」ビクビク
相手は少し震えているようだ
「ラダオクン…?」
「へ、?」
「だれなの…?」
「覚エテナイノ…?」
「俺達ハ覚エテルノニ」
頭が殴られたぐらい痛くなった
強い衝撃で暗転
「ハァー…」
「あー、面白いなぁ…」
コメント
4件
お母さんお父さん..は? ヘイトがあなたがたに向きますよぉ? もう...本当に...最高ですか? 主様は、神様ですか? あ、神様でしたね
最後に出てきたのは……⚫君だ〜!! 嬉しい〜 続き楽しみにしてます 無理しない程度に頑張ってください