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奏斗side
全てを思い出した。
だけど怖かった。
雲雀に思い出したよ。そう言うのが。
記憶がなかったその時も
雲雀のことを好きになっていて。
苦しめる。そう分かってるから。
卒業を1ヶ月前に控えたある日、
雲雀からあの海に誘われた。
僕たちの記念日に。
思い出したから何か変わった訳でもなく
普通にひばの親友として過ごしてた。
それが終わるかもしれない。
そう思ったら少し怖くて。
でも、 それでも、
雲雀が好きだから。
拒絶されてもいい。突き放されてもいい。
待たせてごめん。
雲雀。
僕にもう一度、
いや、最後のチャンスを ください。
渡会雲雀に、告白をします。
アネモネの花束を持って。
海に着けば、蹲って泣いている雲雀の姿。
⋯ごめん。
僕がそうさせたよな。本当にごめん。
もう忘れない。
なんて保証はないけど、守らせて。
今度こそ。
離さない。
ゆっくりと近づいて、声をかける。
風「⋯⋯雲雀」
次回最終回です!
AfterStoryもあるのでお楽しみに!