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あ。この女。そういうことね。


この女はあの浮気していたおうすけの浮気相手だったのだ。

あの時聞いた声が一致していた。

最初はしている最中だったのだろうけど切る直前は早く切って?と聞こえたのだ。

まさにこの女の声。彼女の私がいるのを知っていた上で浮気していたのだろうか。

考えるだけで吐き気がする。

「ちょっと。ちょっと佳奈?」

「ごめん。ぼーっとしてた。どうしたの?」

「イケメンの新入社員がこの部署に入るんだって。」

「へー。興味ないけど。」

「なんだっけ。名前は確か黒神純みたいな。」

ん???

「名前もう一回聞いてもいい?」

「黒神純。」

「え。」

時が止まったような気がした。なぜ?なぜここの会社に?

プロデューサーじゃなかったの?!

「あ、いたいた。あそこの背高いイケメン君」

全く同じ顔。あとで連絡して聞いてみよう。


家に着くー

「よし。連絡してみるか。」

着信音が鳴る

『もしもし』

「あ、すいませんいきなり。黒神純さん、、ですよね」

『そうですけど』

「私この間のモデルスカウトしていただいた」

『あー!佳奈ちゃん?連絡しようか迷ってたんだよ』

『おれ佳奈ちゃんと同じ会社で働くことになった!』

「やっぱり。プロデューサーしてるんじゃないんですか?」

『俺クビになった。』

「え?」

『嘘』

「は???」

『ごめんごめん。本当は1年間普通に働く経験をしろって社長がさ』

「普通って、笑それで私の働いてる普通の会社に入ったわけね。」

『普通って言ったのはごめんってー』

「いいですよ別に。それじゃあ聞きたいのそれだけなんで。」



ツーツーツー


続く

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